2019年03月18日

「中年フリーター」がこのまま高齢化する日本の悲劇


ニュ−ジ−ランドで銃の乱射事件が起きたところです。あの平穏な国でと驚くばかりです。日本では低賃金外国人労働者を入国させるように制度化されてきています。
ここで「ロ−リングフォ−テイ対策」を取り上げています。それから6年が過ぎたけれど、一向に改善される気配もなければ問題ありともされていません。 日本でも秋葉原無差別殺傷事件がありました。これは同国人に対してであったが、ニュ−ジ−ランドのように外国人に向かうこともあるかもしれません。 また、内面へ向かった人には人は孤独死の問題が起こっています。
 障害者雇い入れのの雇用枠を満たしていないと昨年に問題となったことがありました。同じようにこの世代の正社員への特別雇用率を制定してもおかしくはありません。 いずれにしろ政府でいったん雇用して正社員になれるスキルや必要な技術を講習するシステム・施設を公費でつくって援助すべき時期だと思います。
  反乱が起きる前にね。


日刊工業新聞 3/17(日) 9:30配信   労働経済ジャーナリスト、小林美希さんに聞く

政策と企業の間違いが生んだ“社会問題”

超就職難の時代に社会へと出た「就職氷河期世代」は40歳前後の中年となった今も、長期失業者や就職希望の無業者が30万人を超え、男性の非正規雇用者比率は10%近い。氷河期世代について長く取材し、「中年フリーター」などの著書を持つジャーナリストの小林美希さんに、この世代の苦境の現状やその要因、救済策などを聞いた。<このままでは手遅れに>
 ―就職氷河期に社会に出た学生の多くが非正規社員として働くことを余儀なくされました。
それから20年ほどが経過し、彼らの就業状況は改善しているのでしょうか。 改善したとは言えず、むしろ自体は悪化していると感じている。2015年時点で35‐54歳のうち、既婚女性を含まない非正規は約270万人。同世代で扶養に入るための就業調整をしていない非正規の女性は約410万人いるという統計を踏まえると、(既婚女性を含めた)非正規は500万人を超えるかもしれない。この世代が若年層だった01年当時の非正規は410万人ほどだった。
 ―小林さんの著書「中年フリーター」では非正規から抜け出せず、“あきらめ”を感じている方の存在も指摘しています。 取材したある男性から「正社員なんて無理。月給20万円なんてぜいたくだ」といった言葉を聞いた。正社員を目指して努力していたが、報われないまま年を取った。その結果、「今生活できていればいい」という気持ちを抱いている。彼らの苦境は深刻さを増している。このまま高齢者になると生活保護を受ける可能性が高まる。社会問題として本当に手遅れになる。

 ― 各年代別に直近の非正規雇用者比率を見ると、就職氷河期世代にあたる40歳前後の非正規比率は他の年代に比べて特段高くはありません。 年代別に見ると問題は小さく感じるかもしれない。ただ、40歳前後の男性の非正規比率について過去と比較すると、この20年で約5倍に増えている。特に40歳前後は本来、働き盛りだ。その年齢層で非正規が多いのは個々の企業で見ても経済全体で見ても問題だ。
 ―40歳前後となった今も非正規で働く人に対しては「時代の変化を受け入れられなかった40歳前後の非正規雇用者の意識にも問題がある」と指摘する声も他の世代などから聞かれます。 世代間などで考えが分断されるのは危険だ。人ごとになると社会問題として膨らまない。今、正社員の若者だって長時間労働による過労状態などが続けば、いつかは非正規として働かざるを得ない環境が待っているかもしれない。人ごとではなく社会問題として考えていくべきだ。
 ―政府は03年に「若者自立・挑戦プラン」を策定するなど、就職氷河期世代に対して就労支援を行ってきました。これらは効果がなかったのでしょうか。 効果を上げたとは言いがたい。多様な支策は講じたが、それ以上に労働者派遣法の改正などの規制緩和によって非正規を生み出しやすい社会構造に変えてしまったため、(非正規から正社員への転換などが)追いつかなかった。労働者を痛めつける政策を進めてしまい、それが今の(40歳前後になっても非正規として働く)中年フリーターを生み出した。一方で企業にも大きな間違いがあったと思う。<技術革新は従業員の生活の安定があってこそ>
 ―企業の間違いとは何ですか。 00年代前半に企業利益はV字回復していった。ただ、それは正社員の比率を下げ、非正規を増やして利益を確保しただけで、本当の回復とはいえなかった。そしてそのまま非正規の多さは常態化している。企業は従業員の生活の安定の上でしか成長するのは難しい。例えば、製造業も現場の従業員が明日の就業環境について不安を抱えている状況ではイノベーションを起こせるはずがない。今から(正社員比率を高めるなどの)転換を図るべきだと思う。
 ―40歳前後となった無業者に対し、今後はどのような政策支援が考えられますか。 国の支援を基に日当をもらいながら現場で実際に働き、企業と個人の双方が合意すれば就職するといった仕組みが効果的だと思う。単純な職業紹介では足りない。長く無業だったり、単純労働ばかりしていたりした人は現場になじめない人も少なくない。その点でそうした仕組みは働いてみないとわからない部分が埋められる。
 ―“あきらめ”の気持ちを抱く方々に有効な手だてはあるのでしょうか。 カウンセリングが必要だろう。ある人材派遣会社の役員に取材した際に「あきらめてしまった人たちこそ我々の出番だ。カウンセリングしながら自信を取り戻してもらう」という話をしていた。派遣会社にはその部分でこそ力を発揮してくれればと思う。

【略歴】小林美希(こばやし・みき) 1975年生まれ。労働経済ジャーナリスト。神戸大法学部卒業後、株式新聞社、毎日新聞社「エコノミスト」編集部記者を経て、07年にフリーに。著書に「ルポ 中年フリーター」「ルポ 保育崩壊」など。

2019-3-18

就職氷河期世代を集中支援 首相、3年計画策定指示
4/10(水) 19:48共同通信配信

 安倍晋三首相は10日の経済財政諮問会議で、バブル崩壊後の「就職氷河期」に社会人となって非正規社員として働く30代半ば〜40代半ばの人を対象に、就職支援を強化するよう関係閣僚に指示した。今後3年間の「集中プログラム」を夏までにまとめ、数値目標も掲げる。中途採用を増やす企業への助成拡充などを民間議員が提言したのを受け「氷河期世代への対応は国の将来に関わる重要な課題だ」と応じた。

 景気回復などで主婦や高齢者の就労が進む一方、氷河期世代の所得が思うように向上せず、正社員化や必要な能力開発が課題となっている

     2019-4-10

 地方自治体に支援の動き
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00000079-mai-soci

   2019-8-31

氷河期世代に政府来年予算がつく、 630億円予定
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6345069
2019-12-12


  船中発策  雇用改革





posted by 速魚 at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記