2021年04月08日

世界の未来は日本にかかっている その2

   
              アンドリュ−・トムソン  Andrew・Thomson


 アンドリュ−・トムソンの前述の本のなかで「主権国家}に代わる代替えとして「市場国家」を述べています。 これはフィリップ・ボビットが2002年に著作した「アキレスの盾」という本で述べられているものです。 

 主権国家は他の主権国家から干渉を受けることなく、行動できる自由を意味します。 このようなことでボビットは国の行動を分析するのは時代遅れであるという。 最近の世界は「市場国家」の集合体であり、その政府は自国の市場にとって何が良いか悪いかに応じて行動しているだけである。国の意思決定は巨大企業のリ−ダ−や株式市場のアナリストに左右される。 地政学的な分析や未来予測は巨大企業の戦いを分析する必要がある。 敵の巨大企業を倒すことが出来れば、国家は自国の主権を守ったり、他国への軍事行動を必要としない。

 2001年クリントンがWTOの中国加盟に合意したことは、1947年のトル−マンドクトリンンの発表以来の重要な地政学的決断であった。アメリカ企業が中国市場への参入を熱望していたことに端を発した。日本企業が自動車、電子、機械などの分野で米国に勝っていた。米国企業が成長するための唯一の新市場が中国であった。 アメリカは主権国家としてではなく市場国家として行動していた。 国家の安全保障は市場国家にとって邪魔です。アジア太平洋国家の民主主義国家の安全保障は犠牲になりました。

 今度の大統領選挙のなかで選挙により選ばれた現職トランプ大統領のSNS口座が閉鎖されました。 巨大テック企業は国家を超えた権力をとして言論統制をおこなったということでしょう。


   

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   Philip Chase Bobbitt
• The Shield of Achilles: War, Peace and the Course of History, (The Penguin Press, 2002).

 外国語の出来ない小生には「アキレスの盾」を読むような第1次資料にあたることができまません。 歴史的な文書のようです。 何か合点のゆかないマキアベリのことも腑に落ちることが書いてあるそうです。 早急に翻訳を望みます。 このような段階での小生が述べるのは早とちりでしょう。


         2021-4-8

       世界の未来は日本にかかっている その1



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posted by 速魚 at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記