2014年09月13日

イスラム国



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英国BBCの作成地図より
 

 まだ混乱が続いているエジプトではコプト教徒とイスラム教徒の対立があります。最近のニュースを聞くと世界史で習ったといっても、歴史用語を憶えさせられただけですが、コプト・ネストリウス・ゾロアスターなど登場して驚かされることばかりです。
 今度初めてヤジド派を聞きました。それは、イスラム国がクルド族ヤジド派の拉致した女性600人を戦利品として仲間に与え、このうち27人が1000ドルで人身売買され強制結婚させられた。また、モスル市内のキリスト教徒に改宗か死かの選択を強要、19日までに改宗しなければ55万イラクデイナールの人頭税をおさめなければならない、いずれにも従わないときは死刑に処する。
 塩野七海さんのローマなき後の地中海世界が現在によみがえったのかと思わせる事態です。エジプト・レバノン・シリア・イラクのイスラム社会はイスラム以外の異教徒でも今までの事件で明かになった如く共存して生きてきました。日本人はキリスト教フィルターにより影響されていますので、イスラム圏ではイスラム一色のように思っていますが、現実はイスラムは他宗教には寛容でその存在を許してきました。逆にキリスト圏のほうが排他的であったといえましょう。
 イスラム国はこのイスラムの伝統を現代になって破ったということです。でも今日の報道ではその戦力2−3万人と言われています。またマレーシアの女性3人がISISの戦闘員に性的に慰安する役割を提供するため中東に旅たつ。オーストリアでは13・14歳の少女2名ががイスラム国に旅立つところを保護された。その勢いは止まりません。英国・欧州でのイスラム系の国民が差別・疎外され不満がたまっているのでしょうね。だからこれからも単に空爆や軍事的に抑えるだけでは解決できないのでしょう。
 日本では維新のときに起きた尊王攘夷の殺傷がこれと似たものがありますね。イスラムでも開国討幕のような運動ができて解決していくのでしょうか?
 イスラム国のことは西欧の近代におけるイスラム支配による、現代まで続くイスラム側の反発が原因です。そのとうりですが、イスラム圏の内部での自身による問題解決しかないように思います。インドネシアの大統領がイスラム国に対して発言しましたが、その動きが大きくなるといいですね。時間がかりそうです。日本はイスラムに対して圧迫を加えた歴史をもちません。歴的な役にたつことがあるはずですので、そのことを踏まえて今後の行動を律する必要があります。でも今の外務省に期待できませんね。

      2014-9-13

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posted by 速魚 at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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