2014年10月01日

ラパロ条約と独ソ不可侵条約


  集団的自衛権の議論がされていますが、他国との同盟のことでもこのラパロ条約について述べられている話は耳にしません。

 その条約は1922年にドイツとソ連の間で成立した秘密条約です。第1次世界大戦後のヴェルサイユ体制から疎外されていた両国がこれで軍事面で秘密裏に連携した条約です。  前にも述べた露仏条約は日本にも多大な影響を与え、また第1次世界大戦までの世界の変動に大事な役割を果たしました。この露仏同盟が解消され,独ソのこの密約条約です。ドイツは禁止された空軍・戦車・化学兵器をソ連内で製造・訓練をします。機甲戦をソ連に指導したりもします。あとで独はそれで痛い目にあうことになりますけれど。ヒットラーが急速に軍備を整えられたのはこのおかげです。

 松岡洋右外相は1940年9月日独伊三国同盟の締結は後に一生の不覚だと痛感します。1936年に日本はソ連に対抗して日独防共協定を結ぶ。その独が、1939年8月ソ連と不可侵条約を結んだ。それで日本はアメリカに対抗して、ソ連を含めた4国同盟を模索すると、今度は独ソ開戦になる。同盟はラパロも含めて以上のようにお人よしではつとまりません。今でも日本の外交・援助はお人よしですね。

 集団的自衛権は同盟を前提とした戦争です。今の外務省にその能力があるとは思えません。彼らが主導して軍事にまで手を突っ込んでくるのは、また大きな災いがおきるのではと危惧してしまいます。

     2014-10-1

 
欧州情勢は複雑怪奇
  http://hayame2.sakura.ne.jp/new1003059.html#欧州複雑怪奇
  杉原千畝
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1024.html#杉原千畝
  外務省改革
  http://hayame2.sakura.ne.jp/new1003.html#外務省改革




posted by 速魚 at 05:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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