2015年01月12日

ドイツの教育事情


  
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 ドイツでは小学5年生で進路がきまる。大学に進学する子供が行くギムナジウム、職人になる子供の行く基幹学校、そしてその中間の子供の行く実業学校という制度である。5年生・10歳でこの3本に分かれる。

 ドイツではマイスターという親方が尊敬される世の中であったが、今では親方ではなく、コンピューター制御の機械を扱える人間になりたがる。けれどドイツ語のうまくない外国人労働者の子供はつまるところ基幹学校に行くことになります。ギムナジウムに行けなかった子供が劣等感を心に焼き付けることになる。それは格差の固定化をすることに続がります。

 ドイツの学校では部活動を行いません、プライベートのことには一切かかわることはない、学校では人間性を育むといった二義的な機能は重視されないので、教師と生徒の関係もあまり発展しません。ギムナジウムを除けば日本よりももっと学校は崩壊している。この学制はマイスターが尊敬されていた時代には機能した制度であったが、社会の基盤が変わった今でも昔のまま存続しています。この制度を見直す動きもあったが、エリートたちの反対運動でつぶされた。彼らは市民にアピールする経済力も実行力もあるからである。

 大学受験はドイツにはない。卒業時の試験・アビトウーアが入学資格試験を兼ねている。それには筆記試験とプレゼンテーションや質疑応答もあり、丸暗記では対応できません。それゆえギムナジウムでは考えや主張を文章に4時間近くもかかる論文をまとめる訓練を重ねる。従い大学へのハードルはかなり高い。翌年もう1度チャレンジできるがこれに落ちると大学にはいけなくなる。国立大学がほとんどであるので、授業料最近まで無料であった。ドイツでは、修士コースの入試や奨学金貸与の試験では、受験性を8人ぐらいのグループにして、テーマを与え、討論させることが多い。ユニークな意見を述べたり、理路整然と意見を戦わせる生徒は高い評価を受けます。

   2015-1-12


  小学生の教育目標
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posted by 速魚 at 05:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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