2015年01月12日

シャルリー・エブドと筑波大事件


 パリの連続テロ事件の被害者の方にお悔やみ申しあげます。

 思想・信条・宗教の違いで他者の生命を奪うことの阻止に、人類は延々と時間をかけて是正しています。拷問することもなくなったと思いきや、アメリカまでもが、それに手を染めていました。まだその途中段階にあるということが現実でしょう。米国はそのことを公に明らかにして、直そうとする動きが報道されるところは他国と違います。

 今日もフランス全土で数百万人余りがテロ反対デモに立ち上がる。各国の首脳も手をつないで行進しました。イスラエルやパレステイナの首脳も参加したという報道です。

 1991年に筑波大学の教授が殺害された。ホメイニさんが反イスラムということで、悪魔の詩という小説に関わったものに死刑宣告を行っていました。五十嵐教授はその小説の翻訳をされた方です。それは時効が成立し
て、まだ未解決事件のままです。
 おなじ表現の自由の問題ですが、今回の日本報道には今日まで、筑波のことが取り上げられていません。不思議です。事件当時も他国からの反響も今回の事件のような盛り上がりはありませんでした。同じことが起きても、時々の判断で普遍・絶対のものではなく、対応が変わってきます。そういうものだという認識が必要でしょう。

 日本政府は今度にどういう対応するか、まだ見えてきません。表現・報道の自由と人類の錦の御旗を強調することになるとは思いますが、熱狂の渦の中でに、ちょっと冷静になって、振り返ることが必要です。物事は熱狂のないところでは変えることはできませんが、しかし往々にしてやりすぎるものです。

 筑波事件の政治的な意図は不明ですが、結果的には抑えたものになりました。錦の御旗には反対できないだけに、それで大衆を利用されたら、怖いものになります。テロの被害者は数千人にとどまりますが、戦争の被害者は数十万・数百万単位のものになります。

 意見を異にするものに暴力・死で抑えにかかることには反対いたします。
早く無くなってほしいものです。いつのことやら!

    2015-1-12

追補

 関西で起きた朝日新聞支社での銃撃死亡事件もまだ未解決であったことを忘れていました。これもあの今を時めく朝日のことゆえに、朝日自身も取り上げていません。

    2015-1-15

  
   近代の清算
   http://hayame2.sakura.ne.jp/new1003059.html#近代の清算
   デンマークのテロに思う
   http://hayame2.sakura.ne.jp/new1.html#デンマークのテロ
   ガリポリの戦い トルコの近代化
   http://hayame2.sakura.ne.jp/99_blank004.html#ガリポリ2
   多民族国家 マレーシア
   http://hayame2.sakura.ne.jp/99_blank004.html#多民族マレーシア2







posted by 速魚 at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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