2015年08月15日

文民統制その2


  未だに文民統制は文官・背広組により軍官・制服組をコントロール・支配下におくことだ、と報道においてすら誤解されています。戦後の政治でもそのように運用されていました。 2015年6月10日成立した防衛庁設置法改正案により文官統制が廃止され、大臣を軍官が直接補佐するように改められました。

 若い佐官の時は元気のいい発言をしていたのに、一佐になると途端におとなしくなるという話を聞きます。今までは将官人事は文官が握っていたのが理由だそうです。こんどは将官人事がどのようになったのかは報道では分かりません。 これから海外に出て戦闘する世の中ですので、将官人事は国会の承認事項にする必要があります。それがシビリアンコントロール・文民統制です。 軍事に限らずお役人は人事を握らなければコントロールできません。 
三無事件でクーデーターを計画した事件が戦後にありました。三矢研究では二週間で総動員体制を築く研究もされています。 これからも軍官僚の文民統制をはずれた政治的な行動には注意が必要です。

 選挙で国民の負託を受けた政治家が軍に対して政策決定で優位にあることがシビリアンコントロールで民主主義の大原則です。
 軍を軍事領域に閉じ込めてるのではなく、文民や政治家・国民と価値観を共有して一般社会にとりこみコントロールすることが重要です。そのためには、防衛大学の教育を専門分野ばかりの教育ではなく、鈴木貫太郎が海軍兵学校での教育方針・歴史及び哲学教育の強化をするべきでしょう。

  まとめて
 1. 将官人事の国会承認
 2. 防衛大学での歴史・哲学教育の強化
 3. 幹部昇進での一般大学卒と防大卒との区別のない昇進制度


            2015-8-15

  

   文民統制その1
   http://hayame2.sakura.ne.jp/99_blank004.html#文民統制
   北海道分断を救った人々
   http://hayame2.sakura.ne.jp/details1016.html#北海道分断
   鈴木貫太郎
   http://hayame2.sakura.ne.jp/details1024.html#鈴木貫太郎


posted by 速魚 at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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