2016年02月02日

いよいよ来た!  戦時船員徴用  

00002.gif


      
          senbotushousen 02.jpg
                   米軍より攻撃を受ける日本商船


  6日ほど旅行にでかけて、帰ってからニュースを見て驚きました。ここ最近の流れで
とうとう船員の徴用の問題が持ち上がってきました。

 報道によると、自衛隊の南西シフトと云い、今までの北海道重視の配備から
対中国対策で沖縄重視の戦力配備へ変更により予算措置を要求した。

 現在でも2隻のフェリーをチャーターして運用しています。戦時に予備自衛官
として確保しておいてすぐにも輸送に充てようということか。まずは20名ほどとい
いますから、少人数の措置を講じて順次に拡大していこうという魂胆でしょう。

 現在は北海道に3個師団を配置していますが、それを減じて1個師団を沖縄
九州方面に配置しようとはしません。有事に機動配置と称して緊急配備しよう
とするから、船員の徴用が必要となります。あいかわらずドラステイックな変更
を嫌う官僚体質です。

 先の大戦では、石油は本土にほとんど無くて松根油さえ使用したのですが、
オランダ領インドネシアには十分な石油がありました、けれどそれを運
ぶ商船が壊滅してしまい、本土に運べなくなってしまったから油が無かったの
です。資源が無かったからでなく、運べないのが敗戦の一つの原因です。

 日本海軍は第1次大戦で時に、イギリスが独潜水艦に商船を沈められて滅亡
しそうになった戦訓を学ぶことはありませんでした。同盟国英国の要請で、それ
を救うべき日本の艦隊を英国船団護衛のために地中海へ駆逐艦を派遣し
たこともあるのにです。

 太平洋戦争後半になってから古い軍艦を船団護衛にあてるようになりました
が、主に護衛の無しの裸の商船が運んでいました。 従い6万人あまりの船員が
死亡し、海軍軍人の倍の戦死率でした。 海員組合は今回の予備自衛官補の
計画に反対の表明をしました。
  

  問題点

 1. 南西シフト政策でも、場当たり的な機動展開で兵員の輸送配置を考えいる
   ゆえに、船員予備自衛官が必要になっている。

 2. なぜ中国対策であると言明しないのか?

 3. イラン・イラク戦争時の商船護衛についての反省・検討がされていない

 4. 現有中国の潜水艦の所有数から、十分に商船攻撃が可能でその対策?

 5. 外航船員の消滅した今では、内航船員を充てるしかないが、その
   人的・技能的検討は? 外人船員の集団離職・下船対策は?

 6. 組合が今は反対しているが、今までの個人的な見解では、ボス交渉で豹
   変する恐れあり。イラ・イラ戦争では日の丸を船腹に描いただけで戦地に
   商船・タンカーを送る承認をした組織です。
  
 7. 尖閣への上陸程度の紛争でしたら、数隻のフェリーを買い上げて自衛官を
   訓練すれば、船員の徴用は必要ないでしょう。徴用が必要なのはシーレーン
   の確保が要求されるような事態です。それを想定しての今回の案です。

 8. 看護婦や物流を担っている要員の確保も船員の後では起きてくるでしょう。
   今回はそれらの地ならしというものです。

 9. 相変わらず自衛隊内でのパワハラが起きています。国民がイザというときの
   志願が殺到するような風通しの良い隊内の気風が必要です。

 10. 特攻隊への志願は本来の意味で志願でなく、命令だと言われています。果た
    して今回も会社の要望を断ることができるでしょうか? 危険な行為の使い
    捨ての恐れはないのでしょうか?かってフェリーへの自衛隊乗船で拒否した
    船員は反戦船員のレッテル貼をされてた事件がありました。 


   爺爺はイライラ戦争の時にペルシャ湾最奥のクエ−トまで輸送パイプを運んだ
   ことがあります。韓国船員との混乗マルシップでした、何名かの韓国船員は
   乗船を拒否して下船しました。


            2016-2-2
 

    護送船団
    http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html#護送船団
    海上自衛隊航海科の充実
    http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html#航海科
    強度防衛隊構想
    http://hayame2.sakura.ne.jp/details1016.html#郷土防衛隊


 
posted by 速魚 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/173257047
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック