都内で行われている3つの美術展に行ってきました。 上野でのボッテイチェルリ展とカラバッジオ展、江戸東京博物館でのダ・ヴィンチ展です。(現在は終了しているものがあります)
本当は月曜日に出かけようと準備していましたが、カミさんから休館日では?との指摘でサイトで調べたら休みでした。無駄行きになるところでした。でも翌々日の水曜日は月に1回実施される(毎月第3水曜日で今回行ったのは3/16))シルバ−デイで老人は無料の日であることが判明しました。 カラバジオ展もやっていましたので見逃せません、それで3つ美術展を見るハメになりました。
新3Pのペ−ジに投稿してくださる大幡さんは、まとめて日に4作も映画をみることがよくあるそうです。そんなに見て大丈夫かと他人事で思っていましたが、美術展で爺爺もやってしまいました。
都内に出るにはJRの交通費がバかにならないので、ついつい貧乏根性です。 さすがにこの日は老人無料日だけに、ボッテイチェリは入場20分待ち、ダ・ビンチは唯一の大作・糸巻きの聖母だけみるのに60分待ちでした。また有料のカラバッジョ展は混んでなくてよく見られました。
浮いたお金でいつもは買わない公式本を3冊買いました。混んでいたのを理由にして、あとで本を見ればよいかと変に納得してしまい、折角の実物はウツロに見て、早歩きで見てしまいました。 それでも最後の江戸東京博物館では疲れたのか、20分ほど椅子に座ってウツラウツラです。 やっぱり安さにツラれたのでは、わざわざ都内の美術館に足を運んだのがモッタイない。 じっくりと時間をかけて見るのが良いですね。
日本で開催される海外作家の美術展はオリジナル作品が少ないのが普通です。ボッテイチェリとカラバジィオは意外とオリジナルの作品が多かった。 ダビンチはそもそも残っている作品が少ないのですが、糸巻きの聖母の1作だけで、それを見るのに行列で時間がかかりヒドイ状態ですので、オススメしません。ダビンチ周辺作家群の展示品は贋作作家のほうがもっと上手いのではと感じさせました。埋め草的展示である周辺作家作品の出来が悪い印象です、といっても混んでいたのと寝ていたのですばやく終えてじっくり見てはいませんが。

糸巻き(糸車)の聖母・バクル−の聖母
最後に上野公園でお昼に巻きずしを食していましたが、ご注意あれ、カラスにあっと云う間に半分をかっさらわれてしまいました。 あそこのカラスはしたたかです。これからの桜の宴でもカラスはさぞ活躍するだろうと思われます。
2016-4-10
カラヴァッジオ
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ボッテイチェルリの生涯
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メデイチ家のパトロネ−ジュ
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