坂出市と丸亀市に挟まれた町が宇多津町です。 人口密度や増加率が香川県内で一番ということで、JR駅近くでは近代的な街並みでオシャレな雰囲気です。
古くは物資の積み出し港として栄え、塩業が盛んなときは80%余りの人がそれに従事していた。 町には往時の繁栄を思わせる建物が残る。
浄土真宗のお寺である西光寺は積み出しをした川べりにあり、防御の拠点でもあったのでしょう。 塀には城郭の塀で見かける弓や鉄砲を撃ちだせるようになっている。

醸造業の資料館

三角屋根の豊かな商人の屋敷跡

西光寺 兵には三角や四角の銃眼がある
第78番札所である郷照寺もあり、社務所には常時2−3人の人が詰めていて、
参詣の人にあたっている。 巡礼者でもない爺に軽く会釈をされ、気持ちのよいものであった。

郷照寺 門

郷照寺
細川頼之(1329-92)はこのちの兵を率いて戦い、足利義満を支え管領となった。彼の歌碑がある。
