
友人がわざわざ電話でこれを勧めてくれました。自転車で1時間程度の近くの映画館で、それも日に1回の上映でしたが、見てきました。帰りは雨で濡れて大変でした。
今までの報道でアメリカはメ−ル、フェ−スブック、ツイッタ−などを傍受して監視しているということは知られています。でも日常では、ピンとして実感されるものではありません。 本や手紙などの古いコミュニケ−ション手段の中では広く民衆を監視することはできなかったでしょう。ITが発達した今でなければ日常的なレベルにまで及ぶことはできなかった。 先日、大阪でホ−ムから線路に突き落とした犯人が、唐突にも、すばやく愛知県で逮捕される事件がありました。 監視カメラと顔認証技術のなせるワザでしょう。ますます高度にITの処理能力が向上していくので、個人的な活動を把握されるのも遠くはないのでしょう。 このことに無関心ではいられません。独裁的な権力が握ったら大変です。 しかし、今は、これほど膨大な資料を集めながら、一向に最近のフランスの事件等を防ぎきれないのですから、資料に埋もれて処理しきれていないのが現実でしょう。
国の機関の関与がなくても、ハッカ−が個人のPCに侵入してきてWiFiカメラよりのぞき込むことがあるといいます。個人のデータも抜かれて悪用されます。充分な注意が必要です。爺はさっそく家に帰った後でデスクトップにあるスカイプ用のカメラを後ろ向きに変えました。笑い。
この映画ではデイテ−ルは丹念に時系列的に描かれていると思います。 それでも、なぜ主人公が告発に至ったとかの表現は伝わってきません。 受け取り方はいろいろですが、この映画をごらんになられたら良いと思います。 最近の事件を即座に映画になったところはすばらしことです。
2017-2-23
映画 ドロ−ン・オブ・ウオ−
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