同盟
同盟について思うことがあります。現在は日米同盟で日本はアメリカを守らなくていいけど、そのかわり基地を提供するのが基本です。振り返って、ベトナム戦争では基地のみサポート、湾岸戦争ではお金だけを出す、
イラク戦争のときはサマワに自衛隊をだしました。
日英同盟では第1次世界大戦のとき地中海へ駆逐艦を派遣、青島と南洋諸島へ軍を派遣した。しかし強く望まれた戦艦の貸与と欧州への地上軍の派遣はことわりました。これで結果的に日英同盟は解消されることになり、その後の歴史に大きな悲劇を招いた原因のように思います。
個人的な友人同士の間でも加勢してくれたのに、立場が変わって時に、こちらは手をこまねいて見ているだけでは友人とはいえません。古くは徳川家康が信長の要求で正室と長男を殺す羽目になりました。戦国時代とはいえ同盟は苦しいもの、自分の立場のみ主張していては成り立ちません。同盟国が起こした間違った戦争でも、おつきあいしなければ同盟は成り立ちません。イヤなら解消するのみです。
加筆)家康が信長に長男の処分を問うたことは、事実のようですが、今言われているように殺害を命じたことはないようです。家康にその処分を任せて家康が決断したのが真相です。
2017-6-18 加筆
日米同盟は敗戦後の属国状態で成立した同盟です。だから片務的な同盟になっています。しかし核ミサイルを日本に照準を合わせている国が存在するのです。
そこと島の領有権の争いをしています。基本に戻り、自分の国は自分で守れる体制を作って対等な同盟にする必要があります。そうでないと頼りにしている核のカサは本当に機能するのでしょうか?
2013-4-10
追補
映画スノ−デンを見たときに、日本のインフラの中へそれを混乱させるソフトを組み込んだという場面がありました。再度ビデオでも買ってゆっくり見ないと詳細は不明です。 うつろな覚えですが、日本がアメリカと対立するような場面での使用を考えた目的ようでした。
中国がかっての日本の大東亜共栄圏構想を夢見て、着々と軍備を増やしてきている現状では、日本はアメリカとの同盟以外に選択肢はありません。トランプとゴルフを興じるのもいたしかたない。 スノ−デンのインフラへの仕掛けは事実でしょう。そのような冷酷な同盟者に対しても受け入れざる負えないのが現実です。 今の為政者なりカウンタ−パ−トにあたる当事者(いるのかわかりません?)は密かにその仕掛けの除去を要求していくしかないと思います。公にしてアオルことなど百害あって一利なし、当然のことです。

小笠原みどり
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507
2017-3-4