
先週のTBSの報道特集で宮古島への新たな自衛隊配備への反対運動が報道されていました。そこで気になったのは、反対している人には宮古島の占領される事態を全く考えていないことです。
沖縄本島と宮古島の間の水道は他国か通報なしに自由に航行出来ます。最近とみに中国の艦隊や潜水艦その上空には空軍機が飛び航行を繰り返しています。空母遼寧もありました。 中国艦隊が太平洋にでる主要な出口となっています。 中国とのいったんことあれば、その重要な出口を確実にするために真っ先に占領してくるのは、常道手段だといえます。 宮古島の庶民には地理的な持つ意味と想定される事態が共有されていないようです。
ただ基地ができると観光に支障がでて観光客が減少する懸念などを述べています。米軍の重要な基地があるハワイに大量の日本人観光客が押し寄せている現象には気が付いていない模様です。
戦争を否定して甘んじて敵の占領を受け入れると考えている人が反対ならそれは一つの見識でしょう。 チベットのような事態になり、反日教育で育った中国兵にひどい仕返しをされることになりますが。
今度予定されている部隊は対艦と対空です。すでにレ−ダ−基地は設置されその分屯地はあります。占領を恐れるのなら守備隊の1個連隊はさらに必要と小生は思っています。 単なる尖閣だけの紛争なら今度の部隊で抑止となるでしょう。そこで留まるとは思えません。
沖縄本島の米軍基地は大幅に整理して必要なら適した本土に移設することには賛成です。本島の基地と宮古島の基地の問題は別のことだと思います。自分の身を守る身近な問題です。
2017-5-1