
北朝鮮の核とミサイルの問題、南朝鮮の慰安婦・竹島・徴用工・レ−ダ−照射の問題など昨年から山積みです。 最近の報道にはウンザリしてきました。
明治になるとすぐに征韓論の問題が起こる。日本は朝鮮の問題で日清戦争、日露戦争を戦いました。 現在に至るまで朝鮮問題は延々と続いています。
日本の安全保障は、「朝鮮が他国の支配を被るようになると致命的になる」という命題を最も大事なものとして、日本の行動・判断を決めてきました。 果たしてそうなのでしょうか? 既定の問題としないでもう少し再考してみる必要があるのではないか?
朝鮮が統一されて中国の支配のもとになることも、絵空事とは言えない現実です。最近の中国の行動によると、韓国の経済が破たんしたら、即座に中国の援助が始まり、借金の返済で済州島が99年間中国に租借されるなんてこともあり得ます。
英国のEU離脱の問題もヴィヴィットなものとなっています。英国の歴史において、大陸と利害が一致したことは、英国にとって「一瞬」のことであったのではないかと思います。 イギリスは今までにド−バ−海峡を防壁として、海軍主力の国防を展開してきました。
朝鮮が他国の支配・影響下に置かても、日本が対馬海峡で英国と同じようなことが出来ないとは限りません。それには相応の新しいものを必要としますけれど。 日本は幕末以前の歴史ではそうしてきました。しかし、島国の孤国としてでは、心もと無いかもしれません、英国の米英同盟と同じように日米同盟が必要です。戦国時代では籠城しても、後詰めがなければ勝利できなかったように。
日本は「緩衝国」があったほうが、直接対立するよりも都合がよいのも事実ですが、現在はそれを推進させる外交を展開していません。 韓国が朝鮮戦争での大被害を忘却して、統一するような事態になれば、日本が直接に対馬海峡を挟んで対峙するような状況になります。 もう、このことを想定内のものとして、その時にば、一気に対応できるように準備して置かねばなりません。
この事態になったとしても、今までの安全保障の考え方は「方法のひとつ」であって、日本はこれより他の方針を採るのだと決意すれば、ジタバタしなくてよい。
こちらの方から方針転換して進める手立ても有りです。 北朝鮮を支援して韓国との対立をアオルことすらできます、オススメではありませんが。
さて、アメリカがNATOを離脱するのではないかとの報道があります。そんなことが起こるわけがないと思いますが、トランプならマテイスが退任した今、一抹の不安があります。 冗談のようなものですが、それなら、その穴埋めに「日本がNATOに加盟します」と今日友人へ話しました。 もし、その状況が起こるなら、ケネデイの件もあるかもなんて笑いあっていました。
アジアでNATOのような集団安全保障が出来ない状況です。 集団保障の日本は、米国離脱でも起こらない限り、日本のNATO加入でしかは起こりえません。 かっての日英同盟を想起すればよいでしょう。悪手ではないはず。 良いか悪いか、出来るかどうか別として、NATO加入で合理的な集団的核保有国にもなれます。アメリカのみの核のカサよりは安心です。
以上何も言っても、古庭の小さな古瓶に投じた一滴にしかすぎませんね。
韓国・朝鮮まとめ
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2019-1-23