2019年08月23日

ドイツ軍の現状

 
  ここで西ドイツの予備役と冷戦の終結のことを書いています。 当時は徴兵制をとっており12個師団34万人と予備役59万人合わせて90万人余の兵力を持っていた。 東西冷戦のなか西ドイツ陸軍の戦車は「レオポルド2」が2000輌あった。なんと、それが現在は244輌でそのうち可動は68輌であるという(2017年12月公表)。驚くべきことだ。ちなみに日本の自衛隊の平成30年防衛白書による自衛隊戦車数640輌で国土・地形の関係で戦車を装輪化して減らし始めてはいます。 1970年代には、13装甲師団あったのが2010年には2個に削減された。  また、確かに先の大戦でもドイツ海軍には予算が回せずにUボ−ト潜水艦主体の装備であった。現在の海軍は6隻の潜水艦保有のうち、とうとう可動できるものは無くなりました。恐るべき状況です。 それに加えて、空軍は「ユ−ロファイタ−」戦闘機128機のうち可動可能は4機です。これらのことを知ると、もうドイツは軍事力を持っていると思えません。
ドイツ軍はNATOの中核をなすと言われていましたが、NATOの現状はどうなっているのでしょうか?

 ドイツは債務ブレ−キ条項により政府の借入金はGDPの0.35%までに制限しています。従い日本のように1000兆円をこえる借金をかかえていません。うらやましい限りです。 トランプが国防費を2%まで上げろと要求していますが、そうでなくても上の現状では上げざる負えないでしょう。 ドイツが今のままで良いのは(?)冷戦の終結後に隣国が仮想敵国でなくなったからです。日本の状況を見れば最近の韓国も含めて敵国ばかりです。 自主防衛力を備えるまで軍備を上昇させなければならない。 中国相手ならかってのドイツのごとく予備役を含めて100万くらいにならねばなりません。ドイツとは逆です。



reopart2.jpg
シリア電話番号TOW2にやられたレオパルト2戦車


  
  悲惨ドイツ空軍

  https://www.sankei.com/west/news/180522/wst1805220007-n1.html

    

     2019-8-23


 船中発策 軍事・安全保障




   ウクライナ戦争 まとめ

    2022-10-1



   

posted by 速魚 at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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