
銀のインゴット 30kgある
近い将来にやって来ると思われる「ハイパ−インフレ」に対する庶民の対策として、個人的に次のようなものを考えています。
1. 外貨を現金で所有する
2. 金の現物を所有する
リスクの分散のため銀の所有も考えてみました。しかし銀の地金取引単位は30kgもあり持ち運びと保管が大変です。 銀価格は現在グラム70円程であり70x30000=210万 金銭的にも我が家では無理。
銀の積立売買という制度があり。「3000円からコツコツ」と宣伝しています。 自分で保管する以外の販売会社への預託等はオススメしません。 というのは、銀の積立制度を調べてみると、「消費預託」という聞きなれない言葉が規約されています。 よくある質問というコ−ナ−を見て見ました。
「消費寄託」とはどのように預かる方法ですか?
お客様が購入された銀地金は、お客様が返還をお申し出になるまで弊社が借用し、活用します。所有権が弊社へ移転し、万一弊社が破綻したときは、お客様の銀地金をお返しできない場合があります。
販売業者が、お客が積立制度で購入した銀は所有権が業者に属し、それを自由に運用する。その運用で失敗して倒産した場合は返金できないという制度・規約のようです。 とても銀積立はできませんね。 金の場合は分別保管する規約ですが、民間会社では倒産した場合は金でも安心ではないでしょう。 自分で保管しない金・銀はリスクが大きいといえます。
金や銀は現在比較的高値になっているので、購入の時期とは言えませんが、バブル崩壊や政府の破綻の時期との兼ね合いで難しいです。 ご自身の責任でお考えください。
2019-9-30
船中発策 財政再建