引田の町は小豆島から目的地の淡路島・都志へ航海するのに選んだ中継地でした。そこは徳島県にあるとカン違いしていたが、行ってみると香川県の東かがわ市にある街であった。
歴史のある街で古い町並みが残っており、おまけに引田城もあり、満足のいくものでした。

赤丸は係留地 T字桟橋端、 赤線は町並み保存地区

T字桟橋端、 隣に2隻の養殖運搬船スペ−ス必要
風待ちの湊として利用されたのは旧港地区で隣接した山には引田城がある。船待ちの湊ゆえ御多聞に漏れずに遊郭があったと云うが今は残っていない。 この旧地区には廻船業から戦後に機帆船の船主になった稼業が50もあったという。さすがに老生が船に乗った若いころにはそれを多く目にしたが、今は見ることが無くなった。

旧湊図、 ヨットを係留する適地は見当たらず
古い町並み保存地区には 廻船問屋やしょうゆ業の屋敷が残る。佐野家では内部を見学できる(300円)。 外人のマニアにも引田は有名らしく、スイスからのひとりの老婦人がいた。

佐野家・讃州井筒屋・醸造業を営む、見学できる

佐野家居室

かめびし屋 醤油や

引田の町並み
現在の引田は「はまち」養殖が日本で初めて行われた地で、それが栄えている。港の入り口沖には大きな養殖地があり、入港には注意が必要。 老生は「養殖はまち」を食するのは好まない、それは最近ではエサの改良で「天然もの」より値が高くなっているという。漁師の数はここでは3軒しかないというけれど、養殖業者は多くある。
大きな漁港の割にはふさわしいヨット係留地が少ない。
2019-12-5
引田城 http://hayame.net/custom27.html#spb-bookmark-650