2020年09月27日

映画 デイバイナ−戦禍に光を求めて



   The Water Diviner

  

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       主演・監督 ラッセル・クロウ   2014年作品


 1000m掘ればどこでも温泉がでるという日本では井戸掘りには困らないゆえでしょうか。 デイバイナ−とは日本で余り耳にしない言葉です。 その人のことは井戸を探す専門家といったところでしょう。  針金の曲がったものを両手に持ち、その反応を見ながら持ち歩き回って源泉を探り当てるというものです、何かでご覧になったことがあるかもしれません。

 第1次大戦でオ−ストラリアはイギリスの側に参戦します。 西部戦線では塹壕戦で膠着状態に陥る。 そこでそれを打開するために海軍大臣をしていたチャ−チルがイスタンブ−ルを目指してガリポリ上陸作戦を主唱した。 オ−ストラリアとニュ−ジランドはアンザック軍を構成してガリポリ上陸作戦を行う。 その渦中で3人の息子が行方不明になり、主演の父親が戦後になって彼らを探しにそこへ向かうスト−リ−である。
デイバイナ−の能力を発揮して2人の息子の遺体と捕虜になっていた長男を探し出すことが出来た。  日本では、 先の大戦で置き去りになった戦争犠牲者を戦後の貧しかったこともあり、肉親を現地に探しにいった話は耳にしたことはない。 偉大な父親の話で詳細はともかく、この映画は実話から構想されたと言われている。

長男は希土戦争の最中での奪還であった。その戦争は小生にはなじみのないものである。  当時は大戦による勝敗の帰趨で領土の変更が起きた。ギリシャとトルコが希土戦争により領土を争う。 下図の古代ギリシャの地図をみれば、小アジアの海岸沿いはイスラムが強くなる前は古代ギリシャのポリスが栄えており、アルキメデスもそこの出身である。 ギリシャがオスマン帝国の敗戦で古来の領土を回復しようとしていた。

 第1次世界大戦は遠くになり、その後の紛争の大きな原因となったが、日本は先の大戦のことに興味が行きがちであり、たまにあるこの対戦を扱う映画は何か思い出したり、知らされたりする。



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ガリポリの戦い  英米仏3軍の上陸地点


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 ギリシャ軍はイズミルに侵攻した    希土戦争





       ガリポリの戦いとトルコの近代化 
       http://hayame.net/custom6.html#spb-bookmark-168


       22-9-27
posted by 速魚 at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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