2022年03月03日

グロ−バリストの近現代史


     



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 渡辺惣樹、茂木誠さんらによる


 高校の歴史の授業に近代に世界史と日本史を統合した「歴史総合」が必修科目として始まると云う。それに合わせた副読本として、予備校教師の茂木さんと新しい視点を提供してくれる渡辺さんとでビジネス社より上記の新本が刊行された。発売前にその情報を得たので、アマゾンに予約をしてそれを購入した。

 半世紀前であるが高校の世界史の授業ですっかり世界史がキライになった小生である。受験のために次々に歴史的タ−ムを記憶させられるのには耐えられなかった。 それゆえに受験には、まだ、ましな日本史を選択した。

 茂木氏曰く、今度の教科書の記述にもそれぞれがぶつ切りにして続げて羅列してあるばかりで、さっぱり分からないのだそうだ。 その理由は「国家間の関係」でしか歴史を捉えていないからだ。産業革命以後の近現代史は、国家を超えた大きな力、つまり「マネ−の動き」が決定的な役割を果たした。

 日露戦争の戦費調達のために発行した国債を買ってくれたのが国際金融資本である。それが無ければロシアには勝てなかったであろう。 アメリカではウオール街(グロ−バリスト)と政府が一体化していた。 陰謀論で語られることは今まででもあったが、ウィンウィンの時もある。実態としてそれを捉えることが重要なのでしょう。

 また、この本では「通貨の発行権を握る」ということがいかに大事であるか述べられている。 小生の若い時には、アメリカの政府金庫に山積みになった金塊の写真をニュ−スで見せられて、ドルの信用は絶大だと思ったものだ。

 通貨は国の大蔵省が発行するものだと思っておりました。 米国のFRB、英国のイングランド銀行、日銀など民間部門が紙幣を発行するメカニズムを爺は理解出来ていない。 日銀の株は庶民でも買えるけれども、調べが入るとも聞き及ぶ。株主に国際金融資本が入っているようだけれども詳細は秘密のようだ。 時々報道のある日銀の会議は日本人ばかりの理事が登場しているので、そのカケラも知ることができない。 小生だから理解できなくて誤解もあると思われるので、通貨のことを述べる資格はあまりないかもしれない。歴史で習った金解禁の問題でもその意義と内容には小生は今でも得心のいくものではないしね。

 本書で面白いことを知りました。ペリ−提督はロンドンロスチャイルド家のアメリカ代理人のオーガスト・ベルモントの義理の息子である。もう一人の代理人のアーロン・パーマ−が日本開国を企画した。彼は難破した捕鯨船員が日本で虐待されているというホラ話で莫大な海軍予算に成功して蒸気船を建造した。 ぺリ-に日本で砲艦外交をさせて開国に持ち込んだ。中国貿易の中継地としてその日本を利用できることを政府の要路に彼は理解させた。このように見事にロスチャイルドの関係者で日本開国をさせたことが分かる。


 BISについても書かれている。バルブ崩壊で銀行の金融危機の時にBISという組織を知った。BIS規制とかで何%のお金を破綻の恐れのある日本の銀行は用意する議論が巷で云われていたように思い出される。「BISは1930年に設立された国際機関で、第1次世界大戦後ヴェルサイユ条約が関係しています。敗戦国となったドイツは英・仏・ベルギ−に賠償金を支払うことになる。その分配をめぐってもめてBISがいったん受け取りそこから分配することにした」 BISは国の上の機関として不逮捕特権も持つ。ナチスが賠償金の支払いを拒否したのでBISの機能が終わったけれども、国際金融資本は中央銀行の中央銀行的な存在として継続させた。今のBISはどんな組織なのか分からない。取材もさせずに謎の組織なのである。国際金融資本の頭脳として機能していると思われ、中央銀行の頭取を集めた秘密会議を開いている。IMFも彼らがコントロ−ルしているであろう。


 「ロシア革命以後の世界は、グロ−バリストと共産主義による共同管理がずっと続いてきた。時々利益が相反してケンカになる。その1つの結末がソ連崩壊で、現在は中国とアメリカのグロ-バル資本の対立が起こっている。日本の国益としてはどちらも敵である。だからと言って両方と戦えば太平洋戦争の失敗の2の舞である。どちらかの勝ち組に乗るしかない」 習近平を抑え込むと中国共産党内のグロ−バリストが台頭し、また米中蜜月時代に戻る恐れがある。」 困ったものである。

 トランプの大統領選挙敗戦になるまで、小生はグロ−バリストと国家権力の関係を認識していなかった。それを知らずに、まもなく本人が亡くなる時期になってしう。 現実はドンドン進んでいる、この本が出てすぐにウクライナ戦争が始まる。今はキエフが持ちこたえるか、核によりウクライナが降伏するかの瀬戸際である。 この戦いのネオコンやグロ−バリストの関与は発売後ゆえにこの本ではのべられていない。  スウェーデンまでが歴史的中立政策を破ってウクライナに武器援助をする。 この戦争に関与したと思われる国際金融資本はその穴埋めにスウエ−デン は新しい武器を買ってくれるのかとほくそえんでいるのではなかろうか?


      2022-3-3

   
ウクライナ◯争を語る/渡辺惣樹先生と対談01 24分
https://www.youtube.com/watch?v=hOGi4X04LmQ

 
【ウクライナ侵攻】背後で暗躍する「黒幕」の正体【WiLL増刊号】 30分
https://www.youtube.com/watch?v=DfHVHp7BrZM

  ウクライナ危機は2014年から始まる”ネオコン”対プーチンの闘いだ! 54分
https://www.youtube.com/watch?v=Cmnpn93FS9Q



posted by 速魚 at 06:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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