2023年01月02日

新しい戦前



tamori 20.jpg
 タモリさん

 昨年放映された黒柳徹子の年末番組に恒例のタモリが登場しました。 小生はそれを途中から見ていた、その時の話題はテレビが茶の間に登場した時のエピソ−ドなどであった。

 番組の中では「タモリ発言」・「新しい戦前になる」を見ていません。 するどい嗅覚と直感を持っている彼のことですから、その波紋が世間に広がっているでしょう。

  タモリ  来年は「新しい戦前になるんじゃないですかね」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/26058d1be65d1bded3a7561dd96cdc80198f7103

 タモリの戦争とは何を想定したものだとは分かりません。 考えてみてください。

 1. 日本が先の日中戦争のように望んで突き進んでいく戦争なのか? 
 2. 回避しようとしていても相手はそれを望まず、開戦に追い込まれていく太平洋戦争なのか? 
 3. 持っていた原爆は自主的に返還し、NATOへの加入ができないまま、「同盟も核もない国」ゆえに、自国への侵攻を許し自衛戦争をせざる負えない「ウクライナ戦争」なのか? 

 まぎれもなく日本が置かれている戦争は3.なので、その戦前になろう。 それは憲法の第9条に合致した戦争である。 もしも、今の日本の現状が「武力を持って他国を脅かそうと考えている国」であると現状を認識しているとしたら、その人の頭がどうかしているとしか思えないでしょう。とんでもない杞憂と虚言である。

 ウクライナのような自衛戦争になり、それが正義の戦争であったとしても、勝利を得る結果とは限りません。 勝利を得たとして、核戦争にはならなくても、最低でも10万単位の死者が予想されます。 とんでもない悲劇が起こるゆえに、理不尽な相手が戦争を起させないように押し止めなければなりません。 抑止力を築くために今回の防衛予算の増額となります。

 5年間で達成しようとする自分の都合だけの予算配分計画では、相手がどう動くか予想できないので、遅すぎたということがある。 諸国民の公正と信義を勝手に期待しても、他人はこちらの期待と願望どおりに動いてくれるわけでは決してない現実がある。(ウクライナで分かったように)急いでやる必要がある。

 コロナ予算では100兆円を使ったと云います。それもコロナ増税をしないで。 やりようによっては日本の財政はそれ位の懐があるということです。 それゆえに、思い切って効果最大の防衛予算を短期的に使うことができます。 国民の支持のもとに為政者の決断次第で出来るはずです。

 現状のイージス艦のミサイルは、ミサイルの格納ボックスの中には全てが充足していないと云います。今在るものを撃ってしまえば、次は無いという恐ろしい状況です。 抑止力の増勢に反対する人には、停泊中のイ−ジス艦の格納蓋を開けて見せる一般公開をしたら良いと思われます。 また、北朝鮮でも戦争なら瞬時に大量のミサイルを撃ってくること、変速ミサイルが出現した今では、撃ち漏らすミサイルが多数が着弾してくる現状を国民に知らしむべしです。 中国のように日本の30万以上の人口を持つ都市には核ミサイルの照準を合わせているという現状も知らせるべきでしょう。


   年初めの妄想・初夢


 1. アメリカからミサイル付きの原潜3隻をレンタルして自衛隊員で運航する。これが一番効果的。
 2. 南西諸島の機雷封鎖の演習と準備
 3. 緊急事態には60歳−80歳の予備役を投入、 そのためのシルバ−予備役の登録、 今まで培った能力の登録、匍匐前進や突撃はできなくても使える武器はある。
 4. 中国海軍の揚陸艦に事前照準しておく、現在13隻 
 

kirai 2023.jpg
  機雷封鎖


        2023-1-2


   おやすみバッハ 〜心地よい眠りのための、バッハメドレー
   https://www.youtube.com/watch?v=JZZYkIRhwTg
  
   船中発策 軍事・安全保障   http://hayame.net/custom6.html


posted by 速魚 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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