
龍馬の船中八策
ここ数年大きな選挙には投票していない。 春と夏のヨット巡航に注力していて、それに数か月を費やすので、航海中は選挙に行けない状態です。 もし行ければ棄権することなく必ず投票所に向かいます、入れる候補者がいなくて白票を投じることがあってもそうです。
小生は立会演説会を企画して実行するグル−プには加わっていたことがある。最後は若き経営者の団体がこれを行う指導(?)お手伝いまでするようになことがありました。 我々よりもっと力のあるその団体が続いてやってくれるようになったので引退しました。 その後それは活発で無いのか? そのイベントが行なわれていないようだ。 ....そうこうするうちに、私の仲間がここ数年でバタバタと先立って逝きました。 私の世代が終わったということでしょう。
今までの推し政活史
1. 平成維新の会へ加入、大前研一さんの都知事選挙の応援して落選、会の解散。
2. 32歳であった若手衆院議員を応援、20余年・月2回のポステイング、 民主党、立憲民主党の重鎮となる、総理大臣になったら 官邸で一杯やるぞといっているうち仲間2人は先立ち、1人は動けなくなる、一人残された。 人物本位ということで、地元の公明党の議員さんを応援したことあり。当選、落選して他の選挙区へ。
3. 立会演説会をやるグル−プに属した。 解散。
4. 埼玉県知事の選挙応援して当選、 現在は辞職して参議院議員。 むなしく、何 かが変わった実感は無い。
5. 参政党に期待したが、早くも自滅した状況である。
ここ数年は参政党推しの気持ちでいましたが、そこに加入したり、そこへ投票することもないまま、最近は気持ちが離れてしまいました。 原因は、党首の志・器量不足ようで瓦解し始めています。 国会議員の数が10名くらいの政党にはなれるのではと期待していた。 党首の神谷さんは龍馬プロジェクトの会をやっておられたようですが、彼には龍馬の真の理解・認識が出来なかったようです。 龍馬が考えた暁の閣僚名簿が知られていますが、それには龍馬の名は無かった。 自らの功名は望まなかったはずです。
神谷さんは小さな成功に溺れて、参政党の初めに貢献した人々であるゴレンジャーの方々を賞味期限切れと称して切り捨て、使い捨てて、今後は自らの独裁が必要と運営を方針変換した。 まあ、今までに彼が言っていることとやっていることが違うということになったのです。
民主主義は隠れた強いリーダーのもとでなければ維持することは出来ない。その発生の地ギリシャのアテナイ以来、それを続けることは難しいものです。 参政党の党首のごとく独裁と公言してしまえば民主主義は成り立ちません。 近くを見れば、日本の隣国は世界に類を見ない独裁国ばかりです、国内にそれを抱えることはまっぴらゴメンです。
後期高齢者の歳になった我、何も成果も貢献することなく無駄飯を食んできたばかりです。 小生の推し活の過去を振り返ってみれば......上のごとくです。 けれど、何も変えることが出来なくて40年の停滞を招いた。 新自由主義のもとでは派遣社員が増えたのみで、我が国は給料を10%も下げ、他の先進国は3−4倍の給料と国の成長を遂げていた。
もっと古くは、小学生の時には米国援助の飲めたものではない脱脂粉乳の給食で育ち、世界の30番目の国だと聞かされ、 20歳になってやっとトンカツを食べれる時代が来た。 30になればジャパンアズナンバーワンの時代を迎える、食うや食わずでから30年で頂上をむかえた。 廻りまわり下ってその後の30年、現在は元の木阿弥となったとはこのことです。
無駄飯食いの浅知恵者には、「何でこうなるの?」 かは分かりません。 それゆえなのか、我々が30年の停滞政治を変えられない代表を選んで来た結果である。その責任の一端は自分にあると云える。 祭りごと・政治のありようで上にも下にも行くものです。代表選びは大事。前の世代は失敗して300万人の死者をだしてしまった。
年を重ねて少しわかったことであるが.....それは政治的な題目は10年程度のものであること。 常に現状の問題点を考えて何が必要なのかを繰り返し捉われずに考えることだ。セオリーのごとく当たり前だと思って決めていることの間違いに気が付きたい。 (財務はもちろん)真理教に陥ることないように。
大事なリーダー選びにおいては、誰しも彼を論破できないと思われた大前研一さんでも、他者を幸せにすることはできはしなかった。 三陸地震の時までの彼の言動は支持していましたが、今では発信も少なくなり輝きをなくした。彼ですら10年の命であった。 今回の神谷さんも、云うことだけでは半分の人でしかないということが分かった。 参政党のゴレンジャーの方々を利用して、自分の独裁の邪魔だと、賞味期限切れと言い使い捨てた。
しかし、悲観ばかりではない、明石市で実績を上げた元市長の泉房穂さんと自民党参議院委員の青山繁晴さんと西田昌司さんには期待があります(10年後には別に変わるでしょう)。
それまでに、独裁国の侵略を受けることなく過ごしていきたいものです。 ビッグメデイアは報じない差別を駆使して洗脳してきているし、国会では現在の喫緊の問題が何かということを取り違えて政治資金の問題を審議している。大丈夫かと、攻めてきたらどうするんだと云いたい。
正しいことなんてない、10年もすれば反対ごとが推奨される現実がある。決めごとのような「温暖化とかSDG’s」「ワクチン」など当たり前と思われていることも疑ってみよう
後10年暮らせれば良しと自己都合のみになりがちな我が世代です。我々が逃げ切ることなく誤りを繰り返すことなく、次の世代が、もう一度、上を目指せるようにと願うばかりであります。
小学生では「安保反対デモごっこ」で育ち、20になり「過激思想に染まる」、30になって「ノンポリに生き」、40で「バブルを満喫し」、 50で「バブル崩壊後に新自由主義で改革・解放をめざす」、60になれば「インバウンドお安い日本の実現」、老いて何も解決できなかった。人に物申せる世代ではありません。 これは真実、老兵は消え去るべきでしょうね。
バッハ BWV232 ”Dona Nobis Pacem” 「われらに平和を与えたまえ」 鈴木雅明 バッハコレギウムジャパン
https://www.youtube.com/watch?v=ffrsc3wdBt4 3分
2024-3-6
22世紀の民主主義、 成田悠輔さんによる
http://hayame.sblo.jp/article/189846414.html
新 船中発策U https://hayame.coolblog.jp/index.html
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