2025年02月14日

就職氷河期


  
 
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 税金の基礎控除額の引き上げで国民民主党が頑張っています。また、就職氷河期の問題も彼らだけは取り上げています。年収の壁問題が解決しなければ、この問題はその次の話になるので進展はしないでしょう。 ここで小生は10数年前からこの問題の警鐘を鳴らしたつもりですが、田舎老人のつぶやきですので日の目を見ることはなかった。

 個人的には当時でも、アル中になって孤独死した人、露出癖になったた派遣労働者などを小生は実際に目にしてきました。 今でもこの氷河期の問題として、これをを取り上げる報道は少ない。 最近の事件では、理由なく人を刺して見たり、闇バイトの事件など、それと関連される問題として散見されています。

もう、彼らはフォ−テイ・40代ではなくて50代になっています。 我ら団塊の世代のジュニアは50前後になって、独身で親と同居している友人の子供が目につきます。 自分には子なしゆえに他人事を言える立場にありませんが、子育てに失敗したと思える団塊親世代と云われてもしょうがない。。 まもなく親が亡くなれば、より問題は大きくなるでしょう。 今の天涯孤独の氷河期世代の問題ばかりではなくて、親に隠れて見えないでいたひきこりの子供の問題も加わってくるでしょう。

 一刻も早く、最後のチャンスであろうと氷河期の問題に目星をつけたい。

           

  



 下記は以前にとりあげたもの2点



1.   ローリングフォーテイ対策 今こそ必要

 南緯40度の海域は常に時化る海域で帆船時代からローリングフォーテイと言われている。現代の日本では40前後の世代は大人になってからバルブがはじけ、ヘタすると正社員になったこともなく、なっていないのでなれるわけでもなく。派遣の人生で40になってしまった世代です。

この世代をローリングフォーテイと勝手に私が命名しました。 将来の見込みもなく、40近くになって派遣で生活しなければならないとすれば、精神的にも病んでくるのは当然です。

 この世代による犯罪も起きてきています。アルコール依存症での孤独死も実際に目にしました。政治が何か対策を早急に打つべきだと思います。

 私見ですが35から45歳までの希望者をミドルキャンプと称し精神的なケアをつけて、正社員に採用されるような職業訓練を施し再チャレンジの機会を設けるべきではないでしょうか。また企業にも障害者の雇用と同じようにこの世代を一定程度の割合で雇用を義務化すべきでしょう。

 放置しておくなら、新たな差別が生じ、部屋を借りることもできなくなるのではないかと思います。急がれます。


               2013-2-7







 2.  平成農地改革

 また、小作人に土地を与えよという話ではありません。戦後から1985年ぐらいまでの繁栄はこの改革のおかげだと思っています。困窮していた農業労働者を自作農にして、購買力をつけ、いいサイクルで経済は拡大発展していきました。

 平成の小作人とは何でしょう。40代を迎えた派遣労働で働く労働者がまさにこれにあたると思います。精神的なサポートが必要な人もこの人々に多くなっています。問題が深刻化する寸前だと感じています。政治に強力な力がなければ過去にもおこなえませんでしたが、やらなければならないことと思います。


具体的には詰めなければなりませんが、40才までの20年間で正社員の期間が半分にも満たない人には、それまでに派遣で勤めて会社に正規雇用を強制するような対策を講じます。

 これが私が考える平成の農地改革です。(農家には今は耕作放棄地の強制国有地化をおこなうべきでしょうね。)

 内需の喚起と言われて、米国にも強要され、いったいバブル崩壊後に何百兆円のお金をつぎこんできたのでしょうか。平成の農地改革はおこなえばジワリと貢献して経済を活性化します。アベノミクスで景気の気分が変わってきた今、本当に良くなったところを見て断行してほしい。

小泉良景気のころ、私の任期のうちは断じて消費税を上げませんと人気とりを行いましたが、景気のいいときには金塊をくばってバラまきをするのではなく、増税を断固としておこなうべきです。こんな政策もしてほしかったです。1000兆円の借金にはならなかったでしょうね。


                 2013-2-9





   国民民主党だけが取り組む就職氷河期世代政策【玉木雄一郎】

    https://www.youtube.com/watch?v=XHOpOh9dwws


【政策】就職氷河期世代政策に関する提言  国民民主党
   
https://new-kokumin.jp/news/policy/20240625_2



        2025-2-14



posted by 速魚 at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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