
江副 浩正(えぞえ ひろまさ) 1936-2013
天才の誕生を待たなければ・つぶさなければ、我が国難を切り開けないというお話はここで述べてきました。今日の東洋経済の松崎由美子さんの記事で・シリコンバレーも驚く!リクルートの異端児・の記事がありました。
http://toyokeizai.net/articles/-/52944?mm=2014-11-14
リクルートへは、かってスペインで友人と共有していたヨットを使って、地中海チャータークルーズ事業を企画して模索している時が小生にはあった。リクル−ト旅行誌にそのクル−ズの小さな広告を掲載したことがありました。 そのチャーター事業は、一家族に乗ってもらっただけで経費倒れですぐに止めることになりましたが。
その広告代金の支払いで会社を見てみたいと興味を持ちリクル−トへ行ったことがあります。 リクルートの事務所の雰囲気は普通に会社とは違い、大学のサークルで営業を競い合っている場のようにに見うけられました。当時は今と違い旅行雑誌の勢いがあったので、伸びている会社はこんなものかと感じつつ、その場には自分を置きたくないなと自覚して帰ってきた。
今の媒体は紙からウェブに変化してきたので、リクルートの影は薄くなったように思えた。 リクルートは10月に上場を果たしました。今回の記事を読むと復活したのが理解できます。
そこにサービスに携わる一人の自分たちが実現したいこと・WILL・が重要でそこに破壊的なイノベーションがある。 生まれながらの特別な才能や精神をもっている人・企業こそが企業家になると考えられがちであるが、WILLとオープンイノベーションがキーワードだ。
その結果を待ちましょう。
2014-11-22
あれから10年余も経ちました。 リクル−トの広告は結婚・転職・美容院などがテレビで目にします。 今はChatGPTがこれから切り開く創成期となってきたのでしょうか。トランプが再登場してAIへの投資報道がにぎやかしている。
日本はAIの開発には出遅れてしまったようです。 リクル−トの創業者の江副さんはその企業の歴史からも抹殺されてHPを見ても掲載されていないようです。 当時のリクル−トは最近やっと問題にされてきたオ−ルドメデイアを切り崩す先進的な動きを当時していた。 冤罪と思われるリクル−ト事件は当時のバブルに対しての庶民の嫉妬感情に後押しされて、江副さんを押しつぶしてしまった。
リクル−ト事件の頃より日本は世界の20社の企業の大半を占める状態であった。それから失われた30年を経過して、トヨタを残すのみの状況まで衰退してしまう。
計画中のクラウドコンピューティングの施設事業をリクル−ト事件によりその計画は頓挫してしまう。 アマゾンのベゾフはリクル−トが買収した企業に働いたことがあるといいます。 何事も無ければ、現在のアマゾン主要な収益を稼いでいるクラウド事業は圧倒的に早い時期のリクル−トのものとなっていたであろう。 残念なことです。
天才起業家か、一大疑獄事件の主犯か…ジェフ・ベゾスの上司だった“ヤバい日本人”の正体 『起業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』より
https://bunshun.jp/articles/-/44463?page=3
2025-2-23
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