2026年02月06日

護送船団


 


gosousendan 10.jpeg
 ようこう型中型輸送艦LSV  建造中, 完成した模様




 護送船団方式といえば、最近まで続いた政府と企業が一体となって守っていくシステムのことです。本来の意味は戦時中に海外輸送をになう商船を海軍が守って安全な輸送を行うことです。

 第一次世界大戦の折、イギリスはドイツの潜水艦に手痛い損害をうけ、日本も日英同盟による要請を受けて、地中海に船団護衛の駆逐艦を派遣した歴史があります。 第二次世界大戦の時には、前の大戦の戦訓からイギリスは日本が十分な手当をしていると誤解しておりました。 しかし、そうではなく大戦後半になって、やっと日本海軍は船団護衛司令部を設けた。その護衛隊には補助的な艦を充てるのみで、大半の商船を失うことになる。  内地への輸送が機能しないので、資源や油に事欠き敗戦の最大の理由になった。 商船乗組員の死傷率は海軍兵士のそれを大きく上回る結果となりました。

 イラン・イラク戦争の時に、小生はペルシャ湾の最奥部のクエートへ油輸送パイプを日本商船で運んだ経験があります。 その時の唯一のお守りは船腹に書いた日の丸でした(笑)。

 イギリス商船は湾の入り口でコンボイ(船団)を組み軍艦に守られてペルシャ湾を航行していた。 小生は大変にうらやましく思いました。 その時に日本商船はイランから攻撃を受け乗組員が亡くなっております。 戦前からの商船護衛軽視が現代でもは続いています。 政府には日本人の生命と財産は守る使命があると公言しますが、実際は絵空事でありました。

 こんな現実の出来事があるということは、九条を守れと言っている人々の想像力の片隅にもないことのようです。 海外にいる邦人救助に、にアルジェリア事件の後で。海空の部隊のみによるより加えて陸上部隊でも可能にするよう検討しています(改正して可能になりました)。

 今まででもイランからの邦人救出の折には、当時国営の日本航空は機能せずに、トルコ航空が救援してくれました。これは明治時代の海難救助した旧恩に報いてくれた行動であった。 

 商船護衛のことはまだ想定外ということでしょう。シーレーン防衛とは掛け声だけで、今のままではそれを守れるはずもなく、それでは日本が総力戦は戦えません。 頼りの日本人の乗り組みの外航日本船は絶滅したか又はほんの少数です。戦争反対を叫んでいる人々の努力のたまものでしょうか、日本は戦争できない国です。今のままならまた負けます。

                 2013-4-24


                          

   追記



 今度のイスラエルとハマスの戦争の影響で紅海の商船の航行が侵されています。 スエズ運河の航行を商船が自粛して喜望峰まわりの航路に変更を余儀なくされている事態です。 日本人が乗っていない日本籍の商船も攻撃されています。 海賊対策で自衛艦が紅海にいるはずですが、船団護衛の話もないようですね。



              2024-2-23



   追記2 



        

  中国がいよいよレアア−スを止めるべき方針を打ち出しました。 このことは、利敵行為のような国会質問による首相答弁の撤回を中国が求めて起きた事態によるものです。

 中国の台湾武力侵攻に際しての米国の行動に対して、 「日本は米国に支援を行うと云う」今までの法による見解を述べたものです。 

 中国が台湾を包囲封鎖しただけで日本のシ−レ−ンは危機に陥り非常事態です。 最近のベネズエラ大統領拉致侵攻事件で明らかになりました。 米国は西半球の権益に執着する政策のようです。極東のことは必ずしも守る意思はないように見受けられます。ゆえに、我々は緊急の対応を処置することが求められるのではないでしょうか? 今度の選挙の隠れた意味はそのことでしょう。補正予算の作成の内容でその隠れた意味が分かるかも。 

 トランプ氏、国防予算の6割増を議会に要求「非常に混乱し危険な時代」「夢の軍隊を構築」…財源は関税収入

 日本の防衛予算は最近倍になって8兆円程度です、米国の235兆円要求に比べればその予算の差はいかに大きいか知らされます。

 陸上自衛隊に海上輸送部隊が創設されましたが、緊急の拡大が求められます。

   

      2026-2-6




posted by 速魚 at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191616808
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック