2013年02月06日

デカンショ時代の再現



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 学制改革のところで大学予科3年(現在の高2から大学1年までの3年間)を設けるよう提案しました。旧制高校のデカンショ時代を再来させようとの意味です。この時代に多種多様な本を読み人生の基礎的な人格を形成します。従い昔の9帝大の付属高校に新しくは新制の大学予科3年に付属校を設け、大学入試を免除します。これは9帝大の学年定員の3割程度に限定します。ついでに大学入試ですが付属校からは無試験で、入試で5割の入学、アドミ推薦入学を2割の割合にします。卒業についても明治以来少数のエリートを大事に育ててきた伝統から、いったん入れば楽に卒業できた制度が続いてきました。友人のカミさんはアメリカで州立大学の教授をしていますが、聞いたところでは卒業は入学の1割程度だそうです。日本の大学でも3人に1人の卒業程度の厳しさを求めます。奨学金も大学予科生の成績優秀者の3割程度には支給する。付属高の学生にはその間は受験を離れて自由に人格形成をしてもらい、大学に入学したら3人に1人の選抜を受けて卒業することになります。

  追補

 コロンビア大学では2年間ぐらいの間にすべての哲学論と宗教論を学ばせるそうです。

     2013-2-6

  管理者の教養教育
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  哲学と国際競争力
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  芸大の教育
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posted by 速魚 at 10:03| Comment(0) | 日記
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