2013年05月02日

雇用者の責任



   年金をもらって生活しています。年金から国保や介護保険を差し引かれて、とりっぱくれのないシステムにしているには参ります。でも年金受給していて、ありがたいと思うことは、30代に6か月しか勤めたことしかない、社長夫妻と雇用者3人くらいの零細企業でも厚生年金に加入していてくれていたことです。週休2日の条件で雇われましたが、月2日の休みしかなく、休日出勤は当たり前の今で云うブラック企業に近い会社でした。社長はサラリーマンから起業したばかりの人でしたが、当たり前に年金と保険を加入しくれてていました。当時の企業家にとっては普通のことだったようです。小泉が派遣の自由化をして雇用慣習に風穴を空け、それまでの不況とデフレの長期化が完全に雇用者の責任意識を変えてしまいました。今日のニュースでは生活保護受給者を4.5万円の月給で雇ってた経営者がいました。最低賃金も守らない雇用者の出現です。モラルハザードが起きていますね。人を雇うということは、その人の得た利益の一部を自分のものにするということです。一人の何倍もの利益を得る手段を手にするのです。歴史や地域・国で雇用責任は違いがあるでしょう。現在は行き過ぎてしまいましたね。でもいったんくずれたものの立て直しは難しい。小生も雇ったこともないのに、こんなことを言うなと言われそうです。

     2013-5-2


   EU 労働市場の現実
   http://hayame2.sakura.ne.jp/details1020.html#EU 下請け
   解雇の規制緩和
   http://hayame2.sakura.ne.jp/details1020.html#共稼ぎ公共住宅
   安保法案 強行採決の前に  緊急提言
   http://hayame2.sakura.ne.jp/99_blank004.html#安全保障 強行採決前に






posted by 速魚 at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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