2013年08月15日

マーケットの暴力・衆愚政治のツケの支払い




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   軍事力だけが暴力装置ではありません。今ではマーケット(市場)による経済の破壊は日本でも関心がなければなりません。隣国の韓国では通貨危機になり、庶民は指輪や手持ちの金塊を供出しました。(日本も援助しましたが、そのことはすっかり忘れているようですが。)中国のバブル崩壊が起こればすごいことになります。中国の地方には巨大なゴーストタウンが存在しますから、いつかは起きますね。インドネシアではジョージ・ソロスの関係したと言われるアジア通貨危機で10倍のインフレが起きました。日本の周辺地域には実際に市場による矯正が起きました。他にもアルゼンチンでもブラジルでもデフォルトがありました。
 安倍首相は消費税の値上げに慎重のように見えます。9月には決めねばなりません。日本には1000兆円の負債があり、政策の選択余地があるのでしょうか?決めたとうりにやらないと国債の空売り、通貨の空売りが始まり、取り返しのつかないことが、市場により起こるかもしれません。
 400兆円ともいわれる世界で投機に走っているお金があります。アベノミクスでわずか4兆円余りのこのお金の流入で株が倍になりました。株・国債・通貨などで空売りの条件がそろいそのお金で実行されれば日本は莫大な損失をうけます。仕掛けた人たちは壮大な儲けになるでしょう。明治の時代ならそのことは万国公法では正当な経済行為で、止める手立てはありませんというでしょう。今もそのとうりです。民主政体では選挙のたびにバラマキをします。このことは衆愚政治では直せません。従いそのつけは市場により矯正されることになります。
 拡大続ける隣国の軍事力よりこちらの方が現実には起きそうですね。くれぐれも注意しましょう。

     2013-8-15


   衆愚政治
 

 塩野七海さんが衆愚政治について述べておられます。 衆愚政治とは、有権者の1人1人が以前よりは愚かになったがゆえに生じた現象ではなく、かえって声を高く上げ始めた結果ではなかったか。
 その多種多様な民意にどれが最優先事項かを決められない指導者、説得し実行する勇気ある冷徹な指導者を欠いたことではないか 地中海の最強国アテネがソクラテスの弟子たちや言論の自由があったにもかかわらず衆愚制に堕し衰退していった原因は分っていないのだと塩野さんは書いておられます。

 民主党の今回の失敗も政権を取ってからの何をやりたいのか自覚的に持っている政治家が少なく、結果的には議員になるのが最終目的の政治家ばかりでした。マニフェストにもない政策を掲げて参院の過半数を失い、原発事故も起きて、何も決められないまま、政権を降りました。
 数は力ではありませんでした。何をするのかを明確にした人々の集団を集めて、再編成すべきでしょう。連立政権でかまいません。
その政策を実行できればいいのです。
 大衆は常に愚で、小生もその一人です。民主政はそれゆえ必ずしも善政をもたらしません。少数に賢人による政治は効率的で結果を出しますが、短期的なものです。すぐに腐敗します。まだまだ2500年の歴史のある民主政の発展途上であると自覚して続けていかねばなりません。

       2013-10-31                     


   追記
           
  ギリシャの国民投票が終わり、爺爺の予想を反してEUの緊縮策を拒否しました。今のギリシャ国民がスラブの人々で昔のギリシャ人とは違うようですが、民主主義を創設した国の自負を持っている人々です。
ギリシャはまた衆愚政治でソクラテスを殺してしまった国で、その創設も歴史に記した国民です。
 今はやりのピケテイがEUの対応を批判していますが、それに甘んじることなく、対応を誤らなければいいのですが。
 オリンピックスタジアムの建設を見ていると、公共事業の今までの本質が現れていて、予算を使って建設するのが目的のようです。震災復興もそうです。  あいも変わらず。2500億円も使ってその後の維持費はどうなっているのでしょう。 次は日本だとの声が聞こえてきそうです。

       2015-7-9



     日本破綻・IMFプログラム
     http://hayame2.sakura.ne.jp/details1.html#IMFプログラム  
     超絶成長戦略 4.1案
     http://hayame2.sakura.ne.jp/details1022.html#超絶成長
     安保法案 緊急提言
     http://hayame2.sakura.ne.jp/99_blank004.html#安全保障 強行採決前に



  

posted by 速魚 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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