2013年09月10日

シリアの化学兵器 その1と2


 
  近日中にシリアに対して有志の国の空爆が行われるのかという状況です。塩野さんの”ローマ人の物語”を読んでも、あの当時から現在のシリアやイランの地域とローマの問題は大きな問題だったと分ります。何も解決できずに現代まで来たのですね。 イラクには大量破壊兵器はありませんでしたがイラク戦争は起きました。(クルド人に対してはフセインは使用しました) ヒットラーは同等の反撃を恐れて化学兵器を使用しませんでした。歴史的には所有している側がその使用に対しての反撃のあるなしで決まっているようです。今回の空爆があるとすれば、化学兵器の使用に対してその被害を受けない側の人道的(?)な対処の初めてのケースになります。38度線に大量に配備している北朝鮮に間違ったメッセージを与えないためとも言われています。原爆もそうですが、人道でも何でもなく、軍事のバランスのみが持っている側の使用の判断であるという厳しい現実があります。

     2013-8-28

 

 シリアの化学兵器その2

今日の報道では、シリアにある化学兵器を国際管理下で保管するというソ連の外相の提案です。アメリカも理解を示しているようで、シリア空爆は保留の模様です。
 北朝鮮の化学兵器はかって韓国の米軍が核兵器を持っていたためだし、
イランの核開発やシリアの化学兵器はイスラエルの核兵器に対抗するものです。
日本は中国の核兵器には米軍の核の傘で対抗しています。(日本の国民にその
自覚が有ろうと無かろうと。)
 シリアでは自国民にそれを使用した疑いが濃厚で今回の問題が起こりました。
アメリカの困った問題とは、今のシリア政府をつぶしてしまった後で過激派のイスラムテロリストが混乱に乗じてシリアの政権につくことです。
米ソともテロリストに渡った化学兵器が自国で使われるのを阻止したい共通目的があります。それで、もし今回の国際組織の保管で決着できればいい結末ですね

                              2013-9-10

 追補

 アメリカのシリアに対する空爆の中止または外交的失敗がイスラム国の現在の問題を誘発した原因のひとつになりました。イスラムとの対応は今後100−200年くらいまで続く人類の大問題で、アラブの春で良い方に向かうのかと期待したのも、浅はかで問題を複雑にしただけでしたね。

    2015-4-29

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posted by 速魚 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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