2013年11月30日

映画 キャプテン フィリップス



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フィリップス船長

  アメリカ船籍のマースク・アラバマ号は1万7500トンのコンテナ船です。オマーンのマスカットからケニアのモンバサまでの航海で、ちょうどソマリア沖を通ることになります。そこで海賊にあった実際の事件の映画です。アメリカの人質事件やテロ事件の対応どうりに進行して船長は解放されました。
 マースクはデンマークのコンテナ船会社でアメリカの大手シーランド社を吸収合併するぐらい大きく成長しました。シーランドの欧州フィーダーコンテナ船には小生は乗船したことがあります。ブリッジ(船橋)の様子も、20年以上経ちましたので様変わりしていて見知らぬ電子航海計器がたくさんありました。2009年で米国人船員が配乗される、これ位のサイズ大きさの船では採算の取れそうもないコンテナ船を、アメリカ船籍で乗組員が20人で運航しているのには驚きでした。コンテナ船破断の事故のサイズは80000トンでした。商船三井のパナマ船籍で乗組員には日本船員はゼロでした。この船は50-60隻ほどの商船を安全保障のために、自国建造と自国乗組員には補助をして(米国海事保安プログラム)航行している制度の実例です。マースクの名前でもシーランド扱いで補助があるのでしょう。
 日本で海賊特措法が成立しました。このHPで米国船の士官は拳銃を所持しているのが当たり前と書きましたが、この映画ではそれを想像させるような場面はありませんでした。海賊は4人で小銃のみの武装でしたから、もし機関銃でもあれば船尾から警告射撃だけで撃退できたように思うのはオタクの妄想でしょうか?
 船長はソマリアから600カイリ沖に離すよう警告があったにもかかわらず250カイリ沖を航行して事件に合いました。訴訟社会のアメリカゆえ乗組員より損害賠償を訴えられています。
 航海士で船乗りを終えた小生ですが、このケースで果たして船長の責務を果たせたかどうか分りません。船長みずから自分はヒローではないと述べています。封切りしたばかりですが見てきました。

                 2013-11-30

  当世世界の海賊
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html#世界の海賊
  護送船団
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  海事保安プログラム
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posted by 速魚 at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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