2014年01月09日

皇帝フリードリッヒ2世の幹部候補生教育



権力基盤の小さかった皇帝フリードリッヒ2世は中央集権的な法治国家をめざしました。
当時は実力で築いた封建諸侯の時代で、彼が目指しているものとは反する現実です。
政権の高官には封建領主や聖職者を使いました。彼らの権力基盤を自ら否定し壊す
地位に使ったのです。
 そして区別することのなかった皇帝の嫡子や庶子の教育と同じに、有力封建諸侯の
10-11歳くらいからの子供たちを一緒に寄宿舎で教育した。その教育の内容は
偏見のないリベラルアーツなものでした。
 この皇帝の宮廷独特のユダヤ人・ギリシャ人・サラセン人などのあらゆる種類の人が
集まる異文化を体験して子供たちは育ちます。
成人になると皇帝と行動を伴に統治を実地に学んでいきます、その生徒たちは長じて
親と代替わりして地位につき皇帝の政策を支える人々になったのです。
 彼が創設した国立ナポリ大学の卒業生も同じく政府を支える人材の供給源となります。

 日本の維新の時も、武士により変革をなしえて、明治の世になり版籍奉還なり
秩禄処分で武士の身分はなくなりました。
 他でも変革が起きるときは既得権層からの協力が得られないと改革は難しいものになりますね。
 日本の今の官僚キャリア組の幹部候補生教育は少数の受験秀才を採用して、
バカ殿教育でエリート意識だけ持たせるシステムです。
採用時の成績・ハンモックナンバーが定年まで大きな影響で昇進していくシステムです。
それゆえ維新の志が消えてしまえば、破滅へのエリートになりました。
 志は時代が作る要素でもあるので、それを持てといっても難しいものがあります。
それで幅広く採用して競わせて少数の幹部を選考していくシステムを作ることが
これからのリーダーにとって必要でしょう。

              2014-1-9
 
     
  フリードリッヒ2世の生涯
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1024.html#フリド2生涯 
  フリドリッヒ2世の教育
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1018.html#フリド2の教育
  デカンショ時代の再現
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1018.html#デカンショ
  公務員研修計画
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1010.html#公務員研修




             
posted by 速魚 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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