2014年01月12日

海員組合の紛争 


 これは海員組合が船会社と闘っているのではありません。 2012年に東京地裁判決で2010年に実施された組合長選挙を無効とした判決がでました。藤沢洋二組合長が否定されました。現場を離れて20年にもなろうかとしているので、情報が少ないのですが、ウエブで見つけてびっくりしました。
 組合による組合事務員の解雇無効の判決もでています。論理矛盾のように組合内従業員労組が結成されたといいます。詳細は知ることができないのですが相当の内部抗争がうかがわれます。

 海員組合は産業別労働組合で船員は必ず組合に入り、会社が違ってもひとつの組合という日本ではまれな組織です。海の仲間同士の意識も強いので、かっては私も組合員でしたが1972年に91日間のストライキを打ったことがあります。組合は近代化戦略の対応に失敗して外航船員を絶滅させてしまいました。どっこい今回わかったことですが、空いた穴を外国船員組合員が組合費をおさめて、5万人といいますから3万人の日本人より多いくらいで、安泰な組合の財政状況なのだそうです。物言わぬ外国人組合員に支えられている状況なんでしょう。昔でも外航船員は3−4か月に1度しか日本に帰ってこない状況でしたから、待遇はオマカセで組合のいうことを受け入れるしかありませんでした。陸上船員組合幹部はヘタすると腐敗する土壌は十分でした。今回も組合幹部の不釣り合いな高級マンション住まいも問題視されています。今は行きつくところまで行ってヤクザまがいの内部抗争でしょうか? お互いにやりたいことがあっての路線対立ならしかたないのですが、その内容はうかがいしれません。

 陸上の組合の組織率もガタ減りです。戦後上から降ってきた組合ですが、最近は派遣労働者には関知・感知しない正社員のための既得権益擁護団体になってしまったようで、組合の根本を見直す時期なんでしょうね。
 
       2014-1-12

 護送船団
 http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html#護送船団
 コンテナ船の破断
 http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html#コンテナ積荷疑惑
 日本版・海自保安プログラム
 http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html#保安プログラム



 速魚による船中発策の商船のページへ

  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1037.html


posted by 速魚 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/85111069
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック