2014年03月26日

上原良司氏の特攻  中嶋博昭編 


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  特攻というこの重い事実に関して、映画永遠のゼロにも涙しましたが、乳房橋で上原良司さんがお母さんに3度も、いつにない大声でさようならと叫ぶ描写も涙無しには読みすすめません。

 百田さんは戦後生まれの作家です。それゆえたくさん資料を集められて思考されたと思われます。この本も絶対に読んでおられると思います。しかし上原さんを主人公にしないで、なぜ実在しない宮部を創作したのでしょか?
そこが彼の大事な意図ですね。しかし結果的には彼は宮部で成功します、庶民の支持を得てベストセラーになり、映画化もされました。また安倍さんのブレーンとしてNHK経営委員に就かれています。
 
 上原さんは戦争に行って死ぬんだとの自覚を持ちながらも、ノンビリと現在と変わらない学生生活をエンジョイしている日記を残しています。当時も今の学生と同じですね。学徒出陣までは意外とケーキ・すし・すき焼きなどを食べることができたようでした。また意外にも軍隊に入っても頻繁に親兄弟・親類に面会できたり、
やりとりできたのですね。強い家族愛で結ばれています。
 上原さんはこの戦いは敗れるのは必定で、戦後の自由社会の実現まで予想していながらも、特攻を命ぜられてその運命より逃れることはできませんでした。
志願として強要された献身であった。仕方ないと心で泣きながら応じざるを得なかったのが実情です。
 特攻が決まったあとの彼が乗った東海道線車内の風景という記述では、庶民が戦争どこに在りやという顔つきをしている、我体当たりをしたあともこういう風景が続くのであろうか凝視して書いています。

 彼の出撃104機でわずか3隻の損傷を得たのみでした。沈没なし。
連合軍の対応がすすんで戦果が乏しい状況です。その後も終戦まで特攻を続けました。あとに続くと激励していた上官は戦後生き延びる。戦後、軍部・軍事官僚は特攻を志願制であると、自分の責任逃れのためにそれを顕彰してみせた。
学徒や兵を消耗品として扱ったこと、戦術・戦略の失敗の責任をとることはありませんでした。
 今もそうですが、権限・権力とそれに伴う責任を明確にしておかなければなりません。今回の原発事故で原因が人災事故と言われているにも関わらず、誰ひとりとして責任をとっていません。 過去の問題ではありません。


 青春の追憶 この音楽  プロコルハルム  青い影  6分
  45年前と同じ声で歌っています。胸が苦しくなって思わず涙がでそう.......心筋梗塞の前兆と云われそう。
    https://www.youtube.com/watch?v=St6jyEFe5WM

 我歌姫 ブライトマンも歌う もちろん生まれていません。 4分
     https://www.youtube.com/watch?v=FHSGGEZ2QzI


 
   

                      2014-3-26

  映画 永遠のゼロ
  http://hayame2.sakura.ne.jp/99_blank005.html#永遠のゼロ2
  軍の規律維持
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1016.html#規律維持
  坂井三郎 大空のサムライ
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1010.html#大空の職人
  初夢・悪夢・正夢
  http://hayame2.sakura.ne.jp/new1.html#初夢






posted by 速魚 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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