2014年06月04日

夜勤と勤務間インターバル規制

 
 最近入院したことがあり、看護師さんの夜勤も実際目にしました。
 元船乗り稼業でしたので、当直業務を経験しています。船では航海士と甲板手では勤務時間が違います。航海士は職位により当直時間が固定した昼夜4時間合計8時間勤務です。

通常 外航航海士当直時間
2400-0400 ,1200-1600  2等航海士
0400-0800 , 1600-2000  1等航海士・朝夕の星の天測(当時)
0800-1200 , 2000-2400  3等航海士・正中の太陽の天測(当時)

 甲板手の場合は会社や航路により独自にローテーションを決めています。昼夜の4時間ずつの勤務は航海士と変わりませんが、0-4,4-8,8-12の時間帯(1日2回)は手当の均一をはかるために1週間で交代や1か月で交代するなど船独自で決めています。外航は航海が長いため1か月交代が多いです。内航は1週間交代をしているケースが多いようです。
 どちらも体験しましたが、人間には本来備えている動物としての生活のリズムがあります。内航での1週間ごとの交代は、寝る時間が毎週異なりそれに随時の入出港作業が加わりリズムを保てなくて、若くても蓄積疲労がたまりキツかったです。

 看護師さんも内航よりさらに過酷で毎日の勤務時間が変わって大変だと思いました。これも時間外手当や夜間手当が勤務時間に偏らない配慮だと思われます。体験上で病院も1か月固定勤務時間を採用すれば、人間的なリジムを保てて楽になるのではと思います。

 勤務間インターバル規制は欧州では採用されていて、24時間につき最低連続11時間の休息時間を義務化する規制です。過労死を防ぐにはサービス残業や時間外割増率の引き上げが問題とされてきましたが、まずこれの採用が最初で効果的に過労死を防ぐものとなるでしょう。日本では通勤時間が欧米より長いのですから、日本でこそ必要です。
 安倍さんは時間外手当に成果を言い出してまずは風穴を開けようとしています。小泉さんが派遣の規制を外したら、派遣労働者は4割の労働者に迫るものになりました。ブラック企業もそんな風潮で出現です。最大の問題の過労死を防ぐにはこれが優先されるべきです。安倍さんがまさに決めようとしている、1000万円以上のサラリーマンの時間外手当廃止によっておこることは、正価を評価されて給与が上がることではなく、過労死の増大でしょう。このインターバル規制を先にやるべきです。

             2014-6-4

追補  
        
 KDDIが7月より、11時間の勤務間インターバル制度の導入をすすめています。管理職でない人に適用とのことです。良く知れ渡って日本でも普及してほしいものです。

         2015-7-25


 
  
ローリングフォーテイ対策 今こそ必要
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1020.html#ローリング
  外国人労働者の日本移入
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1020.html#外国人労働者
難民政策と外国人雇用
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1020.html#難民政策










posted by 速魚 at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/98834071
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック