2023年01月26日

火星ってどうなの?

  


mars 10.jpg
  火星にあるのか、 地球の知らない移籍か



 昨年末から火星の動画をYouTubeにおいて目にするようになった。 それは前から上げっていたのかもしれません。 カッパドキアの遺跡、エジプトの遺跡、大都会の遺跡のようだと思われる。 本当にこれらがNASA発表のものなのでしょうか?

 今、NASAで行われているか、かって行われた火星探査の名前は知りません。これらの動画が火星を走り廻る6輪車のようなロ−ダ−が写して地球に送ってきたものであるとしたら、すぐにでも火星へ人間を送る事ができなくても、次の探査計画ををやるべきでしょう。 動画に移った火星での位置は既知のものである故に、それらを実況放送したら、ワールドカップの視聴率なんて問題にならないものになるでしょうね。 若いころに見た月へ宇宙パイロットが降り立つテレビのように騒然となるでしょう。

 フェイクだとしても出来の良い作品です。 ミステリー好きの小生には十分楽しめます。 炎上もしていないようなので、こちらが知らないだけで解決済なのかもしれません。 米軍の星マ−クの4発飛行機や船の映っているものもあり、アクセス数を稼ぎたいと思われる動画もある。 作成者の選別が必要でしょう。





  Mars - Perseverance Rover - Find a water recycling room on the surface of Mars  

  https://www.youtube.com/watch?v=KigcprnV0N4  8分

  https://www.youtube.com/watch?v=rHXzxj-BsAs

  https://www.youtube.com/watch?v=gKhU81DM1A4   8分



     2023-1-26


船中発策 旧題閑話   http://hayame.net/custom28.html



posted by 速魚 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月24日

外貨預金の引き出し


  

ufj  10.jpg



  一時150円の円安であったのが、現在は130円を切るように下がってきた。 2年ほど前にカミさんがドル預金をしていたので、この時とばかりに150円近くで銀行へ走った。 その銀行は三菱UFJ銀行で近くの預けた支店に行ったのであるが、外貨預金は取り扱いを止めており、JRで20分離れている中核支店に行かざる負えなかった。 勝手に変更して移転の連絡もなし。 行った支店はごったがえしており、その日は引き落としは出来なくて帰ってきた。
 事前の予約が必要になったようで、電話をしても続がらず、続がったとしてにも予約が2週間ほど後になるという。 この有様では銀行の要をなさない。 そうするうちに20円ほど下がってしまい、今度は本店に連絡して尋ねる。 朝早くに行けば予約なしでも出来るとの返答であった。 前のように好きな時に店頭へ行き、番号札を得て順番を待つ制度はどうなったんだろう。 店の都合ばかりをお客に押し寄せる変更は、銀行にとってお客様第一のサ−ビスを覆すものだ。  金利はゴミ、送金手数料は高い、銀行にお金を置いておく理由は少なくなってきたようだ。 円安のタイミングで下ろせない外貨預金の意味があるのか?

 Web取引を銀行は勧めるようだけれど、「SIM乗っ取り」の犯罪が日本にも上陸しており、米国からの注意喚起があるぐらいです。 口座のお金の全てが無くなる被害に会うそうです。 おまけに、その被害は保証されない、銀行にだけとても都合の良いシステムである。 当方のように少額の外貨預金は銀行にとって効率経営に貢献しないという問題はさておき.....

 毎日のように詐欺メ−ルが40−50通も届く現況では、いつ巧妙な詐欺の被害を被るか分かりません。 オンライン取引の口座は持ちたくありません。 どうすればよいのでしょうね?



   スマホ乗っ取り!】世界的サイバー犯罪が日本上陸!注意せよ!【SIMスワップの手口】   13分

   https://www.youtube.com/watch?v=vaa2UkPxe-k


  船中発策  株と外貨  http://hayame.net/custom34.html



     2023-1-24



posted by 速魚 at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月22日

楽天社債



rakuten 10.jpg
  三木谷さん



 人生で一度も社債を買ったこともなく、劣後債とはどの意味なのかも知らない自分です。 下記のことに興味を持たれた方はご自身でお調べください。 勧めるでも否定するでもありません。

 ウエブで下記の年利2%の利息がつく金融商品があるのに驚かされました。銀行預金はケタが違うゴミみたいな金利です。 しかし他の記事を読んでいくうちにシロ−トの私にもこのカラクリの予想がつきました。 それは楽天にお金を貸した側がそのリスクを転嫁する仕組みがあるのではないかということです。 何かの投資信託などの商品にまぎれこませて、日本で2%程度の利息を払って売り抜けてしまえば、8%の利益を得て、リスク無になってしまうことです。 本当においしいお話ですね。 高金利で借りるような企業の信頼性は薄いからこのような仕組みが考えられるということでしょう。

 楽天はモバイル事業が大きな赤字を出していて3000億円もの赤字決算です。資金繰りが苦しいのでしょう。 昨年に私もそれに加入しましたが、大きな宣伝文句につられてゼロ円で入ったのに、翌月にはその制度が廃止され、その腹立ちで解約をしました。 ヤフーにも似たようなところがあると思っていますが、消費者の信頼を裏切る行為があったということでしょう。 下記のモバイル債の募集はまだ足りないのでしょうか? 10%で借りて2%で売るのならその差だけ金利の減免になっただけだと思われます。 楽天は見られたいゆえに誘う表題の動画もありますがこれにも惑わされないように注意したいものです。


 

 楽天モバイル債  年利2-4% 今月末発行  格付けA

 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bond/jbond/rakuten_mobile/new_issue02.html


 楽天「不調の元凶」に改善の余地はあるか。異例の“高利回り社債”発行も   22-12-30

 https://news.yahoo.co.jp/articles/27d1ccab242396bfd91630ae3e69c7f36934b7c6


 楽天、ドル建て債4.5億ドル追加発行 利率年10.25%  日経新聞  23-1-12

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1012Z0Q3A110C2000000/

【楽天社債】利回り12%ドル建債券をまた2億ドル発行へ!なぜドル建債券発行を続けるのか!赤字、資金調達難、格下げ、CDS上昇  

   https://www.youtube.com/watch?v=_30U5u2NKtI      7分  いいね



     2023-1-22

  船中発策  株と外貨    http://hayame.net/custom34.html
posted by 速魚 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月20日

海上職 ・自社養成船員

       



yousei 10.jpg
   航海士当直勤務



 最近は「船乗り」という言葉は使われなくなり「海上職」というようになったのか。MOL・商船三井での最近の募集要項は下記のようです。

   採用条件

 1. 三級海技士以上の資格による外航船乗船履歴を有する者。
 2. 原則として、二級海技士免状及保有及び一級海技士(筆記)免状合格、もしくは一級海技士免状保有者。
 3. 原則として、三級海技士(電子通信)、第三級海上無線通信士免状、またはこれらの上位免状取得者(但し、航海士に限る)
 4. 連続半年以上の乗船勤務に耐えうる心身ともに健康な状態の者、および東京その他(海外を含む)での陸上勤務可能な者。
 5. 短期大学(高専含む)以上の学歴を有する者。
 6. TOIECにて600点以上を取得している者

 飛行機のパイロットのように自社養成コ−スがある。昔のように商船・水産系の大学・高専の出身で無くても士官となることは可能となった。 一般大学卒において、文系であっても女性でも海上職に採用されれば、航海士・機関士になることができる。 日本の大手の海運会社、日本郵船、商船三井、川崎汽船がこの制度をとっている。 日本郵船の採用数は、今年度に海技者22人、航海士12人(うち自社養成コース6人)です。商船三井は海上新卒採用20名となります。

 商船三井の採用では上の要綱によると、逆に商船系大学・高専の新卒では三級海技士免状を所有していても、それだけでは乗船履歴が無く、どこかで経験を得なければ採用条件を満たさない。専門学校の新卒採用を拒否しているようにも思われる。 大手の採用の意図は今までの「船乗り」を欲しているのではなく、陸上職へ使うのにベ−スとなる経験を得させようとの目論見でしょう。 自社船に日本人船員が必要と考えているのでは無いと思われる。 フィリピンに出資して商船大学を設けて、そこで士官の養成をしている。 便宜置籍船の船員はここで充分に賄えるとだと思う。 現在は欧米の1/2−1/3の給料になった日本人の給与ですから、日本人の船員を雇えるようになっているとは思えますが。

 これまでの船員履歴による個人的な見解であるが、昔の話でもある。 必要とあれば、商船高専卒は20歳から士官として雇用できるので船員として雇うには都合が良かった。 船員としての需要が無い現在では過去の船員養成教育制度は必要とされないのでしょう。 大手の要求としては現場に精通している陸上勤務員が欲しいだけで、海上職はそれを支える便法になるのでしょうか。 

 これも私見になるが、商船大卒の船員と商船高専卒の船員では専門的知識では違いが無く、海技試験では高専卒の方が合格率が高かったようにさえ思われた。 それでも、人間的・教養的な幅において大卒は違ったものがあるように思える。 商船大卒と偏差値の高い一般大学卒との違いでも、会社にとって一般大卒を使いやすいと感じていたのではないかと思われる。 陸上職という名が存在するのかは分かりませんが、今まで有名大学から数名ずつの割り当てで採用してきた新卒採用と海上職採用とはキャリアとノンキャリの格差があるのでしょうね。

 大手と違い中小の会社でも、便宜置籍船で外国人を雇用しているので日本人が外航船に仕事を得るのは難しい予感がします。 外航船員になるのであれば、従来の専門学校ではなく、一般大学卒で自社養成コ−スに採用されるのが近道で有力のようだ。 また、そこには今まででは考えられないくらいの特例コースが用意されている。 小生は国家試験の要求される実際の乗船履歴4年を満たすために、休暇は除かれるので7年くらいの会社履歴を必要とされました。 今度の海上職で採用されれば、海技大学で半年を学び、その後1年の実習をすれば3級の海技士に受験ができる大きな特例がある。 知らぬ間に乗船履歴を重視してきた船員制度が変更になったようです。

 大手2社の採用枠に入れるようなら人なら、当然に受験のプロになっておられるので、大学入試よりは易しいと言われる海技試験も楽勝で合格できるでしょう。( 合格にならねば採用されないようですが ) 昔の制度でも各学校のトップの成績の人しか大手3社には入社出来なかったので5%位の上位の成績の人しか無理でしたから、現在も海上職に入るのは難しいと思われます。

  船乗りに憧れた若い頃には紺や白の制服を着てブリッジで当直する姿を夢見たものですが、実際になってみると、作業ズボンにTシャツの姿であったわけで, 動画のように現在に制服姿で当直している船があるのかと驚く。 自分が経験することがなかった大手の世界では、当時でも制服の姿があったのかと思う。

 最後に、現在でも中国に投資を拡大していて、大丈夫かと思われる企業があるようですが、経営者が安全保障の視点を持つのでなければ日本人船員を雇用する気持ちにはなれないのかと思われる。 ウクライナ戦争の事態が日本に起きなければ良いと思うばかりである。
 

 
        2023-1-20

  船中発策   商船  http://hayame.net/custom14.html



posted by 速魚 at 04:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月18日

五島氏庭園隠殿屋敷・心字が池

  



gotoinden 10.jpg
 五島氏庭園 地図



  福江城の蹴出門を入ってすぐ左側に五島氏庭園隠殿屋敷の門がある。 そこはの二丸にあり30代の五島盛成公が1861年に隠居所として建てた。入場料は大人800円です。 そこへ入ると、意外なお迎えのセレモニ−に驚かされ、 また、ガイドさんが30分ほどの丁寧な案内説明があるので、代金は高いと思われるが、考えようではある。 



  

gotoinden 20.jpg
  庭園入り口



gotoinden 60.jpg
 内部1

  様々の障子が工夫を凝らされている。  




gotoinden 61.jpg
  内部2  




gotoinden 65.jpg
   本丸へ続く埋門



 京都の僧・全正によって造られた庭園は金閣寺の丸池を模したもので、風情があります。庭石と築山には福江島のシンボルである鬼岳の溶岩が用いられ、ビロウやソテツなどの亜熱帯植物があしらわれているのは五島ならでは。池畔には樹齢800年以上のクスノキが立ち、「心」の文字をかたどった心字が池には、亀が好きだった盛成公らしく、いたるところに亀に似た石が据えられています。


gotoinden 45.jpg


   



gotoinden 50.jpg
  心字が池  

 


gotoinden80.jpg
  抜け穴 



      2023-1-18
posted by 速魚 at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月16日

帆走貨物船 とウインドハンター計画

 

 本船乗りであった40年ほど前に、帆船商船のプランが巷に知られていた時期がありました。 その時は、燃料が高騰して、当時の高速度20-25ノットの運航している船会社、日本においてはフェリ−会社の採算が急速に悪化して整理統合を余儀なくされた時代です。 小生は外航船に乗っていて下記写真のような貨物船が計画され就航したように記憶がありますが、その後の報道を目にすることはなく、消えてしまったのでしょうか。定かではありません。 確かに10%程度の燃費改善効果では、本船が定時運航を要求された時代に既存船には勝てなくて、それが普及しなかった理由なのかもしれません。

 当時は30代で、休暇中はヨットに乗り、仕事中は本船という、1年中海の上という生活をしていたヨット好きの者としては、帆走化計画は活躍できる場として期待しておりました。 立ち消えになっていたのに、再開ピランが出来て運航されようとしているのには驚きです。 YouTubeを見ていますと商船の帆走化のプランが進捗していて、 豪州から日本へのの石炭輸送の三井商船と東北電力の傭船契約が成り、実船の進水が近く運航が始まるようです。



windship 12..jpeg
 帆走貨物船のイメ−ジ図

【ウインドチャレンジャー搭載石炭輸送船の概要】運航会社 商船三井全長/全幅 約 235 メートル/約 43 メートル載貨重量トン数 約 99,000 トン建造造船所 大島造船所竣工予定 2022 年



 帆走商船計画には、2つの計画があるようです。 1. ウインドハンタ―計画のプラン、帆走して航行することで発電をし、その電気を使って水を電気分解することによる水素を生成しようとする計画のようです。 2025年に実験船をつくるということです。 2. 帆走貨物船計画と云い、実際の貨物輸送をして実証実験の段階にあります。 
 1. 地球の温暖化と言っていたのが、今では気候変動と言い換えるよう訂正した。 小生はそのことを欧米の陰謀ではないかという考えをを持つ側です。 それにからめて脱炭素社会の実現のために、実質にトヨタ・日本潰しになる電気自動車推進の陰謀が進行している思っています。 これに抗って、トヨタは今のエンジンを存続させるために水素を使う研究をしています。 ウインドハンター計画では水素社会の実現に十分役立つ期待があります。

 2. もう一つの帆走貨物船の計画です。 その実現のためには、世界の貿易風の実態に合わせた航路の設定、それによる荷物の需要があるのかということです。 貨物船はオイルタンカーやバラ積み船になると思われるが、日本の需要だけを見ていては風の利用した航路とのマッチングが成り立たないであろうから、帆走貨物船会社同志のアライアンスを組んで荷物の振り分けが必要でしょう。

 小生は3万トンのパママックス船(パナマ運河を通航出来る船)で日本―豪州―欧州―米国―日本の世界一周を石炭を積んで運航する船に乗り組んだことがあります。これは貿易風を上手につかんで走る航路ではなかったので帆走船では採算がとれないと感じている。 別の船であるが、米国西海岸から小麦を積んでマレーシアに運航した時には北緯20度付近を西進して見事に貿易風に乗った航海をしたことがある。 帆走貨物船の計画をするのであるのなら、グロ−バルで気象を利用する計画を立てる必要があるでしょう。  世界の気象は最新の現況が分かる時代になったので、40年前よりも厳密な計画が立てられ最適航路が求められるようになった。 

 二酸化炭素削減は、ウクライナの問題ひとつ生じても政治課題のようなので先の見通しは分からない。 しかし、最近の科学の進歩で40年前よりは実現性が高くなっている。採算を考えて実証実験を積み重ねていくべきでしょう。

 

 



windship 10.jpg
  ウインドハンタープロジェクト  商船三井

  この船と衝突の恐れが生じたら、予想される航路を走っていないので。ある程度の進路を想定ができず、おまけに無人となったら避航の判断が難しいものとなる。 4−5人の乗組員を載せるべきだと思います。



windship 11.jpg
  硬翼帆の左縮帆時と右展帆時



    ヨットのための大洋横断  まとめ

   http://hayame.net/custom11.html#spb-bookmark-841

   ウインドハンタープロジェクト    9分

   https://www.youtube.com/watch?v=xeE9kXF_t9c

   脱炭素社会実現に向けた当社取り組み紹介番組   12分

   https://www.youtube.com/watch?v=yde44NlLmqI

  船中発策   商船  http://hayame.net/custom14.html


          2023-1-16

posted by 速魚 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月14日

福江島ドライブ

  


hukue drive 10.jpg
  福江島



  クル−ジング中の蒲江に避難して、同じくやってきた”やどかり号”のヨットマンと仲良くなりました。 今度に福江を訪ねて大変お世話になりました。 そのFさんがドライブで福江島を案内していただきました。

 福江島にある教会と景色の良いスポットに連れて行ってくれました。

 福江ー堂崎教会―水の浦教会―三井楽教会ー辞本崖ー高浜海岸ー切泊海水浴場―荒川温泉(入浴)−井持教会ー玉之浦教会ー大瀬崎―鬼岳―福江

 本船乗りであったので海の景色には慣れがあり、感動が薄いのですが、あちこいの展望所からの眺めには久々の納得感がありました。



  下に路線バスで廻った人の動画を貼り付けました。 今CMで売り出し中の五島出の女優川口さんの動画もつけました。



  福江島教会巡礼

  http://hayame.net/custom43.html#spb-bookmark-970



hukue drive 45.jpg
  三井楽長崎華灯台   右端 辞本崖の石碑



 三井楽灯台と辞本崖「日本最果ての地を去る」の唐に渡る空海が残した意の石碑、空海の石像をみる。 いかにもあの青い海の先に旅立つという感がします。

  


huke drive 46.jpg
  辞本崖・じほんがいの石碑、   空海像




 

hukue drive 50.jpg
  高浜海岸  





hukue drive 40.jpg
   頓泊海水浴場


 




hukue drive 25.jpg
  荒川温泉前岸壁




hukue drive 20.jpg
  大瀬崎



hukue drive 60.jpg
  鬼岳





   五島列島路線バスの旅  その1   32分

   https://www.youtube.com/watch?v=0jjRh2Vn_Uw

   五島列島路線バスの旅  その2   24分

   https://www.youtube.com/watch?v=sQoVPnSgE_4

    川口春奈  五島で暮らす    46分

   https://www.youtube.com/watch?v=OVOb1B3f5gc


2023-1-14


posted by 速魚 at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月11日

更新 ヨットマンのための海の駅と泊地 その2


  長崎県やその他のヨット泊地の更新を行いました。


http://hayame.net/custom44.html

    2023-1-11


posted by 速魚 at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

更新 ヨットマンのための海の駅と泊地 その2    


  長崎県やその他のヨット泊地の更新を行いました。


http://hayame.net/custom44.html

    2023-1-11
posted by 速魚 at 02:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月10日

黒島・佐世保 ヨット泊地

    




kurosima hakuti 10.jpg
 赤丸は実際の泊地   青丸は候補地



 佐世保・黒島の泊地は3か所です。  実際に泊まったのは上図の赤丸の位置です。 反対側がフェリーの乗船場なので係留しているすぐ傍を通航していくので動揺がある。 今度行く時があったら旧連絡船岸壁に着けようと思っている。 途中に階段設備があるので乗降に便利だと思う。 奥にある青色のポンツ−ンは地元の船でいっぱいのようである、その手前の外防波堤の青丸泊地は狭いようだ。

 買い物は食料品店、利用しなかったが給油設備もあったと思う。 観光案内所にて自転車を借りられる。





kurosima hakuti 20.jpg
  赤丸 ヨット泊地





kurosima hakuti 51.jpg
  旧連絡船岸壁   青丸泊地1  





kurosima hakuti 52.jpg
  青丸 泊地2  



         2023-1-10


posted by 速魚 at 04:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月09日

福江ヨット泊地

 

hukehakuti 10.jpg
  福江ヨット泊地 赤丸は実際の泊地、 青丸は候補地


 福江は博多からのフェリーや久賀島,奈留島、若松島、中通島などの諸島間、また長崎へのジェットフォイルとフェリー、おまけに飛行機で博多と長崎へ行く五島列島の交通の中心である。

 日本の西の最前線で大型・中型・小型の巡視船が待機して警戒を怠らない。

 港が大型港湾の割にはヨットの係留場所が少ないように思われる。 港湾事務所がフェリ−タ−ミナルの2階にあり、そこで赤丸の係留場所の管理をしている。30fで300円/日程度で安価であるが、巡視艇の後方位置で2隻ほどのスペースしかない。 他は青丸で示した奥まった位置でウネリは入らない場所であるが、定期係留する位置のようで、空きもあるようなので槍着けの短期なら置けるように思われる。
 


hukue hakti  50.jpg
  赤丸 ヨット泊地、


  
hukue hakuti 30.jpg
  青丸の候補地

  


        2023-1-9

posted by 速魚 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月08日

奈良尾ヨット泊地

       


narao 80.jpg
 赤丸はヨット泊地  青丸は候補地



  奈良尾は台風にでも遭遇しないのなら、安心して利用できる港である。 東風が強い時にはウネリが入るかもしれない。
 ここは小型漁船が少ない港である。 しかし、中型巻き網漁船の係留地となってはしる。 月の満月の時期には船団として1週間程度の休漁となるようで中型漁船が多く寄港している。 港が大きいのでヨットの2−3隻なら置くところはあると思う。

 赤丸のジェットフォイル船のポンツ−ンの反対側に着けた。 ここは港湾事務所に届ける必要があるとのことでしたが、それを知らずに2度利用してしまった。

 青丸の候補地として3か所があり、奥にポンツ−ンがあるところが利用できる。そこは1隻のボ−トが利用しているようだが、空いていればその反対側が利用できる。 他に旧連絡船岸壁があり、ここは旧連絡船事務所もある。 3つ目はジェットフォイルのポンツーンの奥の岸壁はいつも空いているようです。

  ガソリンスタンド、ス−パ−、ス−パ−銭湯が利用できる。 銭湯は山の上にあり明るいうちに道順を確認しておくこと。



narao hakuti 20.jpg
 赤丸  ジェットフォイルのポンツ−ン 反対陸側



narao hakuti 30.jpg
 青丸ポンツ−ン



narao hakuti 40.jpg
 旧連絡船事務所前の 青丸 ヨット泊地



      2023-1-8

posted by 速魚 at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月07日

小値賀島ヨット泊地

 



ozikasima 10.jpg
 赤丸は泊地  青丸は候補地



 小値賀島のヨット泊地は、グーグルマップ・航空写真を利用して下調べしている時には、港は広く困らないとの印象であった。 実際に内港に入ってみると着けるところは少なかった。

 漁協の給油桟橋に最初に着けて給油をした。 すぐ漁協の隣にガソリンスタンドがあるが、補助金でも在るらしく、今までのスタンドの軽油料金より安かった。 免税なしの料金ですが。 そこで、このまま給油ポンツーンの係留利用を尋ねたが、そこでは無理とのことであった。 ポンツ−ンであったので、置かしてもらえれば最高の位置でしたが残念。 しかし、岸壁の利用できる(赤丸)ところを教えてもらいました。 五島は予想外に潮汐があり、係留策を長めにとる必要があります。それで階段がある付近に係留しました。

 他を探したところ、一つはタ−ミナル横の青丸の位置、もう一つは外港になり入り口は違うけれど物揚岸壁が西側にあり、港内に適当な場所が見つからない時には、あまり利用が無く空いているようなのでそこに停泊できると思われる。




ozika hakuti 20.jpg
 赤丸  ヨット泊地





ozika hakuti 30.jpg
  青丸 タ−ミナル横のヨット泊地



  2023-1-7

posted by 速魚 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月06日

牢屋の窄教会殉教記念堂 と 浜脇教会   久賀島

   
 今回の五島教会巡行で、計画していて、ひとつだけ気がかりで行けない所があった。 それは牢屋の窄殉教記念堂である。 4年前に五島に来た時には有川からのツアーで旧五輪教会に海上タクシーで訪れた。  その時に牢屋の窄殉教記念堂の逸話をガイドさんから聞いた。 その話はまさに五島のアウシュビッツという話であった。1坪に17人の信者が押し込められ、身動きもままならない状態で弾圧されていた。それも維新の功業がなった後の話だ。 次回にチャンスがあれば是非とも訪れたいと思っていた。

 久賀島の久賀湾は北側よりお椀のように奥まってる。航空写真を見てみると折紙神社あたりに小さな船溜まりが有り、そこにヨットを着けて牢屋の窄教会を訪れようとする。 その前日は奈良尾に停泊していた。 ニューペックでそこらあたりの水深を調べてみると、せいぜい2m位なので乗揚げが心配になりヨットで訪れるのは断念した。 当日は同島にある旧五輪教会をヨットで奈良尾より訪ねることができた。そして、同日に奈留島の江上天主堂も訪ねて、久賀島の北岸を回って一周する形で福江港に係留した。



rouyanosako 10.jpg
 久賀島、  牢屋窄殉教記念堂、浜脇教会、 五輪教会・世界遺産



 福江島は友人にドライブにて案内してもらった。

 小生は牢屋の窄教会へ訪れるのをヨットでは諦めたのでフェリ−にて久賀島田ノ浦へ行くことに決めた。 田ノ浦港に着いてから徒歩でそこへ行くのは困難であるので、タクシーを予約する電話をかけた。 明日明後日は満杯で予約ができず、また断念することになった。

 クルーズを終えて自宅に帰ってから、YouTubeで孤島を訪ねる番組を見て知ったのですが、 福江でレンタバイクを借りて奥浦から連絡船に乗り、田ノ浦に着き、バイクで牢屋の窄教会へ行く方法があると。 これなら旧五輪教会もそこもバイクで行けるのだ。 ツアーでないと久賀島へはなかなか行けない。 ヨットでは牢屋の窄教会へは、ゴムボ−トやテンダーに頼れば可能だと思われる。


  牢屋の窄殉教記念堂


rouyanosako 20.jpeg
牢屋の窄殉教記念堂 と 浜脇教会  久賀島

    牢屋の窄殉教記念堂  200人が8か月押し込められる





  浜脇教会





hamawaki 15.jpg
  久賀島西岸を南下。 左に浜脇教会をヨットより望む



hamawaki 10.jpeg
   浜脇教会   1931年築   ここの旧協会堂は五輪に移築された



      2023-1-6



posted by 速魚 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月05日

有福教会 と 大平教会  若松島

 
                   ヨットで訪れる方のための参考として



  上五島(中通島と若松島)にある30の教会の内28ヶ所を訪ねることができましたが、 残りの若松島にある有福教会と大平教会は行くことができなかった。 近くのカトリック土井の浦教会にはタクシ−にて訪れました。 運転手の方によるとそのどちらも獣道を走るようで時間がかかるということでした。そこへの訪問を除外することになりました。
 当初の計画ではヨットで出来る限り訪ねたいということであったので、それなら、どちらも海沿いにある教会ゆえに船溜まりを利用していくことができたでしょう。 



kyokai all 80.jpg
 有福教会と大平教会の位置





kyoukai all 20.jpg
 有福教会   1927年建立  信者30人



arihuku 10.jpg
  有福  ヨット泊地   青丸は候補地

 



kyoukai all 10.jpeg
 大平教会   おおびら 1892年創建、1958年建立



oohira 10.jpg
 大平教会  ヨット泊地  青丸は候補地



     2023-1-5


posted by 速魚 at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月04日

大村藩 勤皇37志士



 大村氏は秀吉の九州征伐に味方し、関ケ原では東軍につき本領を安堵され、この地・大村に幕末まで続いた稀有な藩である。 しかし、その領国は狭く2万8千石余りの小藩であった。(実際の石高は5万石余りあったという) それでも大きくはない。

 また、キリシタン大名として南蛮貿易で富を得ていた時がある。 平戸から交易地が自領の横瀬浦と長崎へ変遷する中で益をなしてきた。長崎を教会領へ献上までしている。徳川になり南蛮貿易の益は消え、長崎警護の役回りをこなしてきた。 外国と接する立場にあったゆえに、大村藩は幕末には小藩ながら近代的な武装を整えつつあった。

 幕末の藩論のゆくえはその後の藩の命を決めた。 大藩である福岡藩においては、佐幕派が勝利し多くの勤皇の志士を殺してしまった。ゆえに福岡藩は人材が枯渇して維新には参加せずに終わった。  大村藩も同様に佐幕と勤皇が戦った。 その中で大村騒動・(上)小路騒動という勤皇派の暗殺事件が起きる。家老の針尾九左衛門が襲われて重傷を負い、松林飯山が殺された。 事件が追及され、その犯人の2人の家老と20数名が殺された。 これで大村藩の藩論は討幕に一変し、渡辺昇(わたなべのぼり)が坂本龍馬に頼まれ薩長州同盟締結に貢献した。

 戊辰戦争では官軍の先頭に立って戦い活躍する。 それで、維新後の明治2年に賞典として自国の石以上の3万石を賜った。 薩長10万石、土佐4万石に次ぐもので佐賀よりも多いものであった。 わずかな兵しか持たない小藩にしては立派なものである。



37sisi 20.jpg
  松林飯山 遭難の碑  上小路




37sisi 21.jpg


  右から亡くなった順に並んでいる。 中級家臣で13石から406石の家老針尾氏まで記されている



 中心メンバー



matubayasi 10.jpg
 松林飯山 1839-1867



watanabe 10.jpg
 渡辺昇 子爵


Watanabekiyoshi.png
 渡辺清  男爵



 長岡治三郎   物理学者・長岡半太郎の父



kusunoki  10.jpg
 楠本正降 1938-1902、男爵、 県令や衆議院議長を務める

   旧楠本正隆屋敷跡

 旧楠木邸を見てきた。上小路の近くにある。 60石の大村藩の中堅武士の屋敷の状態がよくわかる。



37sisi  50.jpg
  楠木邸 玄関 、 200円



37sisi 51.jpg
 母屋



37sisi 52.jpg
 庭



       2023-1-3

posted by 速魚 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月03日

針尾瀬戸と大村湾



 今回は下記の情報を参考にして通航したが2ノット程度の逆流であったようだ、3−4ノットの速度で無事通ることができた。
 横瀬浦を出て大村湾に向かう。 途中の針尾の瀬戸は西海橋の下を通りり抜ける狭水道である。 関門海峡や来島水道などの日本で有数の潮の速い狭い水道である。  20年程前にナウテイキャット38のモ−タ−セ−ラーで抜けた経験がある。その時は7ノット近くのスピ−ドがでるのだけれど潮時を間違えたのか2−3ノットでしか走れず、狭いところでは潮流による波高が2mほどもあり難儀して航行した。


harioseto 10.jpg
  針尾瀬戸



harioseto 50.jpeg
 針尾瀬戸潮流図







    針尾瀬戸潮流表  2022年度

  https://www.kaiho.mlit.go.jp/07kanku/sasebo/tyouseki/2022hario.pdf






harioseto 20.jpg



  大村湾に入るとすぐにイルカの歓迎を受けた。 1時間ほどヨットで彼らは遊んでいった。 スナメリだという人がいますが、小生には区別ができない。



harioseto 30.jpg
  イルカ 2頭が遊んでいる   


harioseto 31.jpg



 イルカが過ぎ去った後にはふくろうがマストのスプレッダーに羽根を休め入港間際まで30分ほど留っていた。 野生のふくろうを見たのは初めてだ。 大村湾は自然が豊かなのであろうか。 湾内の波も穏やかでベタ凪とはこのことを云うのである。 大村湾が好きになりそうで、ここに住みたいなどと思ってしまった。 第一印象良しです。  来年の3月までの冬ごもりよろしくお願いします。

 

harioseto 90.jpg
 冬支度を終えて3月まで係留



     2023-1-2



posted by 速魚 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年01月02日

新しい戦前



tamori 20.jpg
 タモリさん

 昨年放映された黒柳徹子の年末番組に恒例のタモリが登場しました。 小生はそれを途中から見ていた、その時の話題はテレビが茶の間に登場した時のエピソ−ドなどであった。

 番組の中では「タモリ発言」・「新しい戦前になる」を見ていません。 するどい嗅覚と直感を持っている彼のことですから、その波紋が世間に広がっているでしょう。

  タモリ  来年は「新しい戦前になるんじゃないですかね」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/26058d1be65d1bded3a7561dd96cdc80198f7103

 タモリの戦争とは何を想定したものだとは分かりません。 考えてみてください。

 1. 日本が先の日中戦争のように望んで突き進んでいく戦争なのか? 
 2. 回避しようとしていても相手はそれを望まず、開戦に追い込まれていく太平洋戦争なのか? 
 3. 持っていた原爆は自主的に返還し、NATOへの加入ができないまま、「同盟も核もない国」ゆえに、自国への侵攻を許し自衛戦争をせざる負えない「ウクライナ戦争」なのか? 

 まぎれもなく日本が置かれている戦争は3.なので、その戦前になろう。 それは憲法の第9条に合致した戦争である。 もしも、今の日本の現状が「武力を持って他国を脅かそうと考えている国」であると現状を認識しているとしたら、その人の頭がどうかしているとしか思えないでしょう。とんでもない杞憂と虚言である。

 ウクライナのような自衛戦争になり、それが正義の戦争であったとしても、勝利を得る結果とは限りません。 勝利を得たとして、核戦争にはならなくても、最低でも10万単位の死者が予想されます。 とんでもない悲劇が起こるゆえに、理不尽な相手が戦争を起させないように押し止めなければなりません。 抑止力を築くために今回の防衛予算の増額となります。

 5年間で達成しようとする自分の都合だけの予算配分計画では、相手がどう動くか予想できないので、遅すぎたということがある。 諸国民の公正と信義を勝手に期待しても、他人はこちらの期待と願望どおりに動いてくれるわけでは決してない現実がある。(ウクライナで分かったように)急いでやる必要がある。

 コロナ予算では100兆円を使ったと云います。それもコロナ増税をしないで。 やりようによっては日本の財政はそれ位の懐があるということです。 それゆえに、思い切って効果最大の防衛予算を短期的に使うことができます。 国民の支持のもとに為政者の決断次第で出来るはずです。

 現状のイージス艦のミサイルは、ミサイルの格納ボックスの中には全てが充足していないと云います。今在るものを撃ってしまえば、次は無いという恐ろしい状況です。 抑止力の増勢に反対する人には、停泊中のイ−ジス艦の格納蓋を開けて見せる一般公開をしたら良いと思われます。 また、北朝鮮でも戦争なら瞬時に大量のミサイルを撃ってくること、変速ミサイルが出現した今では、撃ち漏らすミサイルが多数が着弾してくる現状を国民に知らしむべしです。 中国のように日本の30万以上の人口を持つ都市には核ミサイルの照準を合わせているという現状も知らせるべきでしょう。


   年初めの妄想・初夢


 1. アメリカからミサイル付きの原潜3隻をレンタルして自衛隊員で運航する。これが一番効果的。
 2. 南西諸島の機雷封鎖の演習と準備
 3. 緊急事態には60歳−80歳の予備役を投入、 そのためのシルバ−予備役の登録、 今まで培った能力の登録、匍匐前進や突撃はできなくても使える武器はある。
 4. 中国海軍の揚陸艦に事前照準しておく、現在13隻 
 

kirai 2023.jpg
  機雷封鎖


        2023-1-2


   おやすみバッハ 〜心地よい眠りのための、バッハメドレー
   https://www.youtube.com/watch?v=JZZYkIRhwTg
  
   船中発策 軍事・安全保障   http://hayame.net/custom6.html


posted by 速魚 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年 年頭



 2023年 元日
 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

2023 nenga2.jpg




  ホームペ−ジやブログ


熊島城  熊島村上水軍博物館
http://endyachts.sblo.jp/article/176310241.html

ヨット天測 KH法
http://endyachts.sblo.jp/article/189266586.html

爺爺のリハビリ治療 卒業
http://hayame.sblo.jp/article/176055838.html

潜伏キリシタン関連遺産 世界遺産に登録 ヨットでいきたい!
http://gby.sblo.jp/article/183688773.html

はやめ の 新バッハ全集
http://hayame.sakura.ne.jp/99_blank022.html

歴史/郷土史
http://hayame.net/custom43.html

古楽
http://hayame2.sakura.ne.jp/details1035.html

ヨット
http://hayame.net/custom11.html

ヨットマンのための海の駅と泊地 その2  随時更新
http://hayame.net/custom44.html

城めぐり
http://hayame.net/custom27.html#spb-bookmark-865


     2023-1-1


posted by 速魚 at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月30日

五島藩 武家屋敷

  




 

hukue buke 10.jpg
  武家屋敷通り地図





hukue buke 20.jpg
  武家屋敷通り



  福江城・石田城は幕末に築城された。その南西側近くに武家屋敷が残っていいる。中級武士30−40石の屋敷跡だと云われる。 屋敷を囲む石垣塀は特徴的で「こぼれ石」と呼ばれている。 石垣の上部に下写真のように小さい丸石が50cm程かまぼこ型に積み上げられている。屋敷侵入者がこの石をこぼして音がするの役に立つと言われている。全国に数例しかないものであるという。




hukue buke 22.jpg
  ふるさと館

  こ通りの一角にふるさと館があり武家屋敷の内部が公開されている。 



hukue buke 23.jpg
  ふるさと館 庭縁側




      2022-12-31



posted by 速魚 at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

福江島  教会巡礼

 

  友人のFさんが車で福江島を案内していただきました。 12ある教会の一部を見ることができました。



hukue kyoukai  10 .jpeg
  赤線は訪問した教会、  下記赤字と小さい写真の教会はは未訪問




 1.  福江教会

 福江市内にある教会。信徒の数が多い。

4kyoukai 50.jpg
  福江教会



4kyoukai 52.jpg
 内部





2. 浦頭教会


4kyoukai 70.jpeg
 浦頭教会  1888年創建、1968年増改築





 3. 堂崎教会

4kyoukai 20.jpg
 堂崎教会  1904年建立



4kyoukai 21.jpg
 現在は資料館




4. 宮原教会

4kyoukai 72.jpeg
 宮原教会  1971年築



5. 半泊教会

4kyoukai 74.jpeg
 半泊教会  1922年築



 

 6. 水ノ浦教会

 
4kyoukai 25.jpg
 水ノ浦教会



4kyoukai 26.jpg
 内部



7. 楠原教会


4kyoukai 76.jpeg
 楠原教会  1912年築



8. 打折教会


4kyoukai 80.jpeg
 打折教会  1935年築 1735年移改築




 9. 三井楽教会・みいらく


4kyoukai 30.jpg
 三井楽教会  この壁画は独特ですね



4kyoukai 31.jpg
 内部




 10. 貝津教会

4kyoukai 84.jpg
 貝津教会  1924年創建 1962年改築



 11. 井持教会

 井持浦教会はフランスのルルドを模倣した日本初の聖地で多くの巡礼者が訪れます。毎年5月になると下五島全域から信徒が集まり聖母マリアを称えるルルド祭が行われます。

 ルルドとはフランスにあるカトリック巡礼の聖地で、そこには様々な難病を治すと言われる「奇跡の泉」がありました。その奇跡にあやかってに奇跡の泉を模して作られました。日本で最初に作られたのが「井持浦教会」です。

 

4kyoukai 35.jpg
 井持教会


4kyoukai 36.jpg
 内部





 12. 玉之浦教会


4kyoukai 40.jpg
 玉之浦教会


4kyoukai 41.jpg
 内部



   2022-12-30


posted by 速魚 at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月29日

海上自衛隊 佐世保資料館

   

 大村に冬ごもりのために来春までヨットを置くことになる。 その係留作業が一段落したので、自宅に帰るまでの間にJRに乗り佐世保を訪れた。 このJR大村線は時間に1本程度の運航をしている。 大村駅より鈍行の佐世保行きに乗りました。 途中駅で佐世保まで特急に無料で乗り換えることが出来た。(JR佐世保線の早岐駅だったと思う) 

 佐世保に着き、観光案内所へ行く。そこで教えられて海上自衛隊の資料館を見に行くことになる。 そこには、江戸時代からの日本海軍の歴史が、模型艦船を多く使った展示により詳しく説明されていた。



sasebo 10.jpg
  海上自衛隊佐世保資料館



 見学を終え、長いア−ケ−ドの繁華街、地方には珍しく現役の商店街であった、そこを抜けて佐世保駅に戻り、駅前に続がる港へ出た。  そこには米軍海兵隊の空母と間違うほどの揚陸艦2隻があった。 それらは事前配備の艦船であるという。 対中国の配備であると思われるが、まだ、緊張感は感じられなかった。

 佐世保軍港は戦前から西日本の最大のものと思っていたのだが、実際にはそれほど大きく感じられ無かった。 戦前は海軍工廠が付属しており、そこは今では民間の佐世保重工になっている。 工廠で多くの軍艦を建造しているのを目にすれば、違った印象を得たのかもしれません。





sasebo 35.jpg
  立神岸壁にいる  米軍海兵隊の1隻目の揚陸艦、 米軍か,または自衛隊かの駆逐艦など





sasrbo 20.jpg
   国際タ−ミナルにいる海兵隊の2隻目の揚陸艦    ほとんど空母だなあ  



    2022-12-29



posted by 速魚 at 02:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月28日

外海の 大野教会、出津教会(世界遺産) と 黒崎教会



  大村に来春までヨットを係留させてもらう。 お世話になっている梅さんに出津に車で案内してもらいました。外海の教会にはヨットの適当な停泊地が見当たらず、来春の訪問は無理のようなので、助かりました。 世界遺産の2つをこれでクリアーしたことになります。 後は原城と天草の崎津教会を訪れれば、念願の世界遺産をヨットで訪問は達成できます。



sotome 10.jpg
   外海の教会地図







  大野教会 世界遺産



  出津教会の巡回教会である。1893年・明治26年 起工、2004年解体修理。

 内部は見学できない、外部から少しうかがうことができる。


sotome 31.jpg
  大野集落




sotome 30.jpg
  大野教会  世界遺産  国重文  



     出津教会  世界遺産


 1882年ド・ロ神父により設計・建設された。1909年に現在の姿になる。

 事前予約が必要であるが、急に訪ねたが問題はなかった。教会堂の横に駐車することができた。



sotome 20.jpg
  出津教会  国重文   入館料400円

 

sotome 21.jpg
 内部 

 さすがに多くのミサ関係の本が座席の前に用意されている。 信者の数が五島の教会と比べて多いのかと思われた。

 

sotome 22.jpg
  出津の集落





        黒崎教会


 ここは世界遺産に入っていないが、オススメの教会である。遠藤周作の映画「沈黙」は見ているが、ここが舞台となったと云われるが、詳細は分からず。 1897年造成、1920年完成。


 

sotome 50.jpg
  黒崎教会 





sotome 51.jpg
  内部   リブ天井とステンドグラスが美しい



  2022-12-28


posted by 速魚 at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月27日

大村藩 五小路武家屋敷通り






 大村氏は、古代平安時代に藤原直澄が四国から移り住み大村氏を名乗ってから、中世の戦国時代、江戸時代から幕末、明治維新にいたるまで絶えることなく大村地方を治めてきた、非常にまれな大名という。

 大村城・玖島城が築かれると、その周辺に新たな町が整備され、藩主の側近など家臣が移ってきました。こうして、玖島城下に武家屋敷街ができました。武家屋敷街は城を中心に5つの通りが作られ「五(ご)小路(こうじ)」と呼びました。 [本小路][上小路][小姓小路][草場小路][外浦小路]の五つです。


 二万七千石の余り大きな藩でないので、徒歩で城下町の風情を味わうことができる。

 


5kogi 95 .jpeg
 下記写真の概ね位置図




5kouzi  25.jpeg
    大村藩     武家屋敷 詳細分布図





 1. 草場小路

 岩永家や長与家など五家があった、円融寺もあり。

 
5kouzi 30.jpg





5kozi 32.jpg
 円融寺  庭園




5kozi 31.jpg
 円融寺には大村37志士の墓がある







 2. 上小路・うわこうじ

 針尾家や浅田家などの家老屋敷も多く重臣の屋敷が多かったようです。幕末には、斎藤歓之助が開いた剣術道場「微神堂(びしんどう)」もあった。

 
5kozi 40.jpg







5kouzi 41.jpg
 斎藤道場跡






5kozi 42.jpg
 上小路





 3. 本小路

 大村藩会所・五教館・上級家臣の屋敷が並び、大村五郎兵衛・大村翁助など、幕末には14戸の屋敷があった。








5kozi 91.jpg
 五教館御成門






5kozi 90.jpg
 稲田家 家老屋敷跡    愛宕山東側にある  今は人は住んでいない模様





 4. 小姓小路・こしょうこうじ

 小姓衆が住んだ通りであることから小姓小路と名付けられました。後には、小姓衆だけでなく、他の家臣も住んでいた。




5kozi 50.jpg
 小姓小路 案内板






5kozi 51.jpg
  小姓小路






5kozi 60.jpg
 中尾元締役旧宅   伊能忠敬の測量助手を務めたという



 5. 外浦小路・ほかうらこうじ

 大正時代に師範学校が建設された際に、通りの大部分が消滅し、通り自体がわかりにくくなっています。現在では大村園芸高校が建っている。




5kouzi 60.jpg
 外浦小路 石碑






5kozi 72.jpg
 港内の垣根の奥に石垣が見えるが、屋敷跡の名残か?



    2022-12-27

posted by 速魚 at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月25日

小値賀島

    


 

ozikasima 10.jpg
  小値賀島


 今回の五島列島は、前回に宇久島を訪ねたので、平戸―黒島から小値賀島に向かいました。 野崎島の北方海域では、予想外に潮流の影響を受けて機走で3ノット余りになり、またかと、ホンダワラのペラ絡みを懸念しました。 しかし、この秋の航海では一度もプロペラに絡むようなことはありませんでした。 本当に秋巡航では、海がきれいでゴミが浮いていることも無く、心配のない気持ちの良い航海だと思います。 また、この後の五島で気が付かされたことですが、瀬戸内並みに潮の流れがあるということです。





 1. 小値賀島 ヨット泊地


 
ozika 20.jpg
 赤丸は停泊地。 青丸は候補地

  ヨットの係留地は事前の調べでは多くあるように思えたけれど、実際に行ってみると赤丸の位置しかなかった。 漁協の給油ポンツーンに着けて給油して、そこで訪ねて赤丸の階段がある付近の岸壁に着けた。



  2.  小値賀島散歩 



 翌日朝に観光案内所で自転車を借りて、教えてもらったところを見てきた。 カトリック教会を訪ねた、精彩のない廃校のようであった。他の五島で信者がごく少数で守っている教会を見てきたが、もっと生き生きとしていたように思われる。 ミサなどに使われていないのかもしれない。この島は平坦で江戸時代でも実りが良い土地ゆえに仏教の信者が多く、カトリックの信仰が少ないのかもしれない。 それから膳所城、2つしかないという古墳、地の神隠者、牛の塔を見て回った。 3時間ほどで終えたので。先を急ぎ世界遺産の島・野崎島に向けてヨットを走らせた。



ozika 80.jpg
 小値賀島さんぽ地図





ozika 40.jpg
  小値賀教会

 民家のような小さな教会堂は、明治14年(1881)に野崎島の舟森集落に建てられた瀬戸脇教会の司祭館だったもの。キリスト教徒のいなかった小値賀島に、昭和47年(1972)の集団移転で野崎島を離れた信徒たちが移築したもの。 





ozika 25.jpg
 牛の塔  

 かって狭い水路で2つの島に分かれていた。埋め立てて続げたときに工事の犠牲となった牛の供養塔



ozika 30.jpg
  膳所城跡石碑  





ozika 50.jpg
  地ノ神島神社鳥居

 鳥居から望むは野崎島にある本宮である。





ozika 55.jpg
  神方古墳  

  6世紀末から7世紀初頭の築。



      2022-12-26

posted by 速魚 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月24日

クリスマスコンサ−ト  2022

    



norari bach 12.jpg
 聖トーマス教会のクリスマス・オラトリオ


 今年もしみじみと音楽を楽しめる時期になりました。 ワクワクとした若年のクリスマスはとうに過ぎ去りましたが、残像を楽しんでいます。

 古楽からモダン、レトロのナットキング、懐かしのロッド・スチュワ−トまでの音楽を集めました、お好みをがあれば良いですね。

     メリ−クリスマス!



 Bach - Christmas Oratorio [1-3] Harnoncourt  BWV248 バッハ クリスマスオラトリオ
 https://www.youtube.com/watch?v=98UjjwzJBFE  80分

 André Rieu's Christmas recording 'Home for Christmas'.
 https://www.youtube.com/watch?v=ucWmucr4guQ  60分

 Gracias Choir & Orchestra
 https://www.youtube.com/watch?v=2UxUDByeovc  90分

 Nat King Cole - "King Of Christmas  ナット・キングコ−ル
 https://www.youtube.com/watch?v=yzGFPQQj9BQ  34分

 Rod Stewart - Christmas Live at Stirling Castle HD 21-nov-2012  ロッド・スチュワ−ト
 https://www.youtube.com/watch?v=Tpdx_zdoa_Y  51分

 Christmas in Vienna 2008
 https://www.youtube.com/watch?v=NnLIMWLs0b8  84分


 Baroque Christmas
 https://www.youtube.com/watch?v=0093uRpp11E   125分


    2022-12-24

posted by 速魚 at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月23日

五島 教会巡礼 その3

  五島 教会巡礼  その3



 福江から長崎の野母への航路を予定していた。40マイルほどの横断距離になるので日頃を選んでいきたいところだ。 予定を変更して奈良尾に向けた。前回に教会巡礼 その2 を行っているので。それを補うべき再度タクシ−にて見に行った。



 
3kyoukai 05.jpg
  青線は今回訪ねた教会





 O 猪ノ浦教会

 明治中期より猪ノ浦に住み始めた、最初は大曾教会に参詣していた。現在は真手ノ浦教区に属している。



3kyoukai 10.jpg
 猪ノ浦教会   大正初期創建、 1989改修





3kyoukai 11.jpg
  内部





 P 焼崎教会

 初めは若松町桐教会に属していたが、1975(S50)年2月9日真手ノ浦教会に神父が配属されてから真手ノ浦小教区に属し今日に至っている。



3kyoukai 20.jpg
 焼崎教会   1960年 築



3kyoukai 21.jpg
 内部





 N 跡次教会

 1879(明治12)年移住して大曽教会に属していたが交通不便な為1907年
青方小学校の古い校舎の一部を払下げを受けて教会を設立した。老巧したため
1984(昭和59)年12月、現在地に新設した。


3kyoukai 30.jpg
 跡次教会





3kyoukai 31.jpg
  内部



 B 大曾教会

 大曾教会は武漢ウイルスの関係で内部はみられないようです。 予約をするか尋ねたほうがよいでしょう。

 明治12年創建、 1916年竣工、鉄川与助が設計施工。



3kyoukai 35.jpg
 大曾教会



3kyoukai 36.jpg
 内部





 M 青方教会

  鍵がかかっており内部は見るなかった。 予約が必要か?  上五島地区のセンタ―的な役割を持つ。



3kyoukai 40.jpg
 青方教会  2000年建立





3kyoukai 41.jpg
 内部





 L 冷水教会

 五島崩れの迫害で戻る人はういなかった。。 現在住む人は迫害後に移住してきた人という。



3kyoukai 45.jpg
 冷水教会   1907年建造,鉄川与助設計施行



3kyoukai 46.jpg
 内部





 A 青砂ケ浦教会



 国の重文になっているのに、世界遺産に取り上げられなかったのは、教会内の駐車場が選定委員に気に入らなかったみたいだという、つまらない理由とか聞いています。 ここは2018年に路線バスで訪ねました。コロナの影響で施錠されて中をみられないそうです。 予約をすればみられるのかもしれません。



3kyoukai 50.jpeg
 青砂ケ浦教会



   五嶋みどり  青砂ヶ浦教会コンサ−ト  バッハ  無伴奏ヴァイオリン パルテイータとソナタ 

     https://www.youtube.com/watch?v=UDRoO9DzXNg     40分



3kyoukai 51.jpeg
 内部






 S  丸尾教会

 1978年小教区として独立

 
3kyoukai 55.jpg
 丸尾教会  1899年 創建、 1928年 再建





3kyoukai 56.jpg
   内部





 

 R  佐野原教会



 海に面しない山尾の教会である。



3kyoukai 60.jpg
 佐野原教会  1963年築





3kyoukai 61.jpg
  内部





 S 船隠教会



 船隠信者は明治初年、外海より移住したものである。
1927(s2)年神浦郷の住宅を買い受け11月教会堂を設立、当時は
桐(若松町)の巡回教会で主日・祭日のミサを始め、教会に関する
用事はすべて桐教会まで行かなければならなかった。
 1931(S6)年鯛ノ浦の巡回教会となる。



3kyoukai 70.jpg
 船隠教会  1956年新築  1974年改築





3kyoukai 71.jpg
 内部



 C 鯛ノ浦教会



 今回は道路側からのチョイ見で終わった。2018年の巡航の際に有川よりレンタサイクルでここを訪ねている。 ここの神父さんはこの地区の小教区の面倒をみている。



3kyoukai 80.jpeg
  旧鯛ノ浦教会  1903年創建、



3kyoukai 81.jpg
 旧鯛ノ浦教会内部





3kyoukai 85.jpg
 (新) 鯛ノ浦教会  1979年 新築



3kyoukai 86.jpg
 内部


 教会巡礼 その1
教会巡礼 その2
 

           2022-12-23

posted by 速魚 at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

音楽知らずのバッハ詣で    佐野

     


  友人の佐野が「バッハ詣で」46回を書き終えました。 残り少ない小生にとってライプチッヒの「バッハ音楽祭」に行くのは必須の夢のひとつですが,未だ実現しておりません。 彼は10数回訪れて楽しみ、そしてこのような文章にして成果を残しています。バッハに興味をお持ちの方には参考になれれば幸いです。

   はやめの バッハ全集

         バッハ まとめ

          バッハ音楽祭




第1回:私はだまされていた… 【のらり新連鎖スタート】
更新日2021/10/28



norari bach 10.jpg
 ライプツィヒ 聖トーマス教会(参考イメージ) 
 


教会音楽に初めて接したのはどこだったのだろうか、ウィーン、ザルツブルグ、ミュンヘンだったのか記憶にない。なにしろ50年以上も前のこと、半世紀前の昔話に類することなのだ。

シベリア横断鉄道でモスクワに入り、そこからキエフを経てウィーンに辿り着き、ウィーンからはヒッチハイクでオーストリア、ドイツ、オランダを経てスコットランドに向かった。もっぱらユースホステルに泊まり歩いていた。


バックパッカーにとって辛いのは日曜日だ。ユースホステルを朝9時に追い出され、かといって博物館、美術館などは閉まっているし、行くところがないのだ。とりわけ冬には、公園でのんびり過ごすこともできず、閑散とし、冷え切った石の町をうろつくしかないのだ。私がソビエト(ロシア)、ヨーロッパを横切ったのは11月から12月にかけてだった。ただ一箇所だけ、日曜日の午前中に開いているところが教会だという理由で、そこへ足を踏み入れたのだった。

残りの人生を逆算した方がはるかに早い歳になっても、忘れられない衝撃的体験は数えるほどしかないが、その一つがヨーロッパのどこかの教会に足を踏み入れた時のことだった。初冬の薄暗く寒く、天井ばかりがやたらに高い教会内に響き渡っていた音、音楽に、私は突然、全神経を撫でられたような、あるいは優しいけれど、鋭い爪を持った手で全身を掴まれたような感覚に襲われたのだった。

頭がシビレ、全身鳥肌立ったのだった。このような音楽がこの世に存在することを知ったのだ。その音楽が誰の何という曲だったのだろうか、グレゴリオ聖歌のような響きをもったコーラスだったと思う。基本的な音楽の知識のない私には知る術がなかった。

学生の頃からアルバイトで稼いだナケナシのお金をはたいて、安い席でクラシックコンサートにチョイチョイ行っていた。札幌の市民会館、厚生年金ホール、中島スポーツセンター、東京に出てからは、上野の文化会館、捧楽堂、元のNKKホール、横浜の紅葉坂のホールは私のホームグラウンドだった。ロックもフォークも好きで良く聴いたが、いざお金を払ってレコードを買うとかコンサートに行くとなると、貧乏学生だった私はとても両方に手が出ず、クラシックに偏っていた。カール・リヒターがミュンヘン・バッハ管弦楽・合唱団を率いて日本に来たのは一つの事件だった。私もナケナシの懐をはたいて聴きに行った。

だが、オーストリアかドイツの教会に鳴り響いていた音楽は、日本で聴いてきたどの音楽とも次元が違った。日本ではそれなりに感動し、帰りの電車の中で頭がボーッとしたり、コンサートで聴いたばかりの曲、演奏が頭の中で渦巻くことはあった。が、彼の地の教会で耳にした音楽は全く違うものだった。耳で聞く音ではなく、全神経に訴え、全身に染み入る音楽だった。普通の感動をはるかに通り超えた、魂を揺さぶるような音楽、音の響きだったのだ。 

私が日本で聴いてきた音楽に、私は騙されていた…と思わない訳にいかなかった。 

そこからの私の旅は、駅や街中のインフォーメーションセンターでコンサート、教会のミサの有無、場所、時間を尋ね、渡り歩くのが目的になったのだった。冬場がコンサートのシーズンであったことも幸いだった。

あれは、シュトゥットガルト(Stuttgart)だったのかデュッセルドルフ(Düsseldorf)だったのか、バッハのクリスマス・オラトリオの連続演奏会に出会ったのだった。オピウム(阿片)のように私の体を侵し始めていた教会音楽にまたまた全身がシビレたのだった。 

当たり前のことだが、教会で、信者たちは祭壇に向かって、顔を向けて座り、目、視野はゴテゴテと飾りつけた祭壇、キリストの生涯をドギツイ色を塗ったくった塑像、あるいはすっきりとした十字架だけの教会もあるが、あくまでキリストだけに集中するように造られている。音楽はといえば、祭壇とは対面の2階に設けられたオーケストラ、合唱隊の席で演奏されるのが一般的だ。だから、ミサに参列した信者たちは演奏者の姿を見ることができない。

目は祭壇に向いたまま、頭の上、後ろから鳴り響いてくる音を聴き、感じるのだ。オーケストラ、合唱隊が奏でる音楽は、高い天井に昇り、反響し深い陰影を作って会衆の耳に届く仕掛けだ。心はあくまで神のみに向け、音楽は天上から鳴り響き、心神を深める副次的な役割を果たすだけなのだ。

クリスマス・オラトリオの初日演奏会のことだった。演奏が終わり、その残響が消える前に会衆が立ち上がり顔を2階のオーケストラ、合唱隊の方に向け拍手をし始めたのだ。私も立ち上がり、演奏者の方を向いた。その時、指揮者がそんなことは止めろとばかり、指揮棒をサッと横に振り、そして両手の平を下に向け、会衆をいかにも抑える仕草をしたのだった。

潮を引くようにスーッと拍手は止んだ。ここはコンサートホールではない、静かな余韻を胸に抱いて家路に着けとでも指揮者は言いたかったのだろうか…。



norari bach 11.jpg
 クリスマス・オラトリオ(参考イメージ)

音楽はあくまで音の芸術だったはずだ。だが、テレビが茶の間に入り込み、クラシックの演奏家、指揮者を大写しにして、仕草、表情を捉えて映し出す視覚の時代になってしまったのだ。カラヤンやオザワが髪を振り乱し口元を引き締め、いかにも音楽に浸っているように棒を振る姿の方が、実際に彼らが作り出す音楽より聴衆に訴える力が大きくなってしまったのだ。 

ショー化した音楽、視覚と聴覚がミックスした音楽はそれなりに楽しいものだ。多少思いきって打ち明ければ、マイケル・ジャクソンがスペイン、マルベージャのサッカースタジアムでコンサートを開いた時、私は大枚はたいて聴きに行った。そして大いに楽しんだのだ。その一方で、マドリッド郊外にあるカサ・デ・カンポの野外音楽堂で開かれたヘンデルの『王宮の花火の音楽』、イタリア人の演出家が実際の花火を演奏に合わせて打ち上げるという演出、派手派手しいコンサートも楽しんだ。それはもちろん私が言うまでもないことだが、それはそれであって良いと思う。

だが、教会音楽においては、演奏家の視覚的要素はできるだけ排除し、純粋に耳だけで聴き、全身で感じるのが本筋だと思う。 

もし、日本でクラシック演奏家の姿が全く見えない状態にして、たとえばコンサートホールのステージに薄いカーテンを張り、音だけの世界の演奏会にするなら、どれだけの人が聴きに来るだろうか。 

私たちは視覚、ビジュアルな時代に、すべて“ショー化”しなければならない時代に生きているのだろうか…。



norari bach 12.jpg
 聖トーマス教会のクリスマス・オラトリオ


   第1回―第46回・最終回  バックナンバー


-…    つづく



      2022-12-23






posted by 速魚 at 05:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月22日

膳所城・ぜぜじょう   小値賀島

   



ozika 32.jpg
  膳所城 縄張り図  



 道路わきにある石碑を見て、奥にあぜ道のようなところを100mほど行くと新田神社がある。ここが城跡・館跡になる。 神社の奥を探ってみると、それらしい雰囲気はある。 堀跡があるのか充分な調べはできなかった。 自宅に戻ってから上図のような縄張り図を見つけた。 これを知っていればと残念に思う。


 現在の地形から城跡があった雰囲気は感じられませんが、ここは南北に狭い瀬戸があり入り江を望む海域にあった。14世紀前半に松浦一族によって築かれたとされる。


ozika 30.jpg
 膳所城跡 石碑、  松浦(源)定頌徳碑でもある




ozika 31.jpg
 新田神社



   2022-12-22

posted by 速魚 at 05:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年12月21日

サンライズ瀬戸

 

  坂出でヨットを購入して、小生は自宅よりそこのハ−バ−へ行くのに、飛行機で高松空港へ行っていた。飛行場から坂出まではリムジンバスで1時間を要する。 自宅から成田・羽田へ2時間、待ち時間2時間、飛行時間1.5時間を加えると全てを加えると6−7時間になる。 新幹線で岡山まで5時間乗り換えてマリンライナーで1時間であるので、ほとんどJRと飛行機は変わらないことになる。

 LCC運賃の安さに目を奪われて、このことに気が付きませんでした。 坂出・広島・児島とヨットの母港を変えてきました。 児島に来てからは、もっぱら新幹線の利用である。 今度初めてサンライズ瀬戸の夜行寝台で児島まで乗ってみました。 2200に出て0600に到着です。 昔乗った3段ベッドの寝台とは違い個室の部屋である。 3割引きの老人割引きであったので18000円程度であった。新幹線だと13000円程度になる。 乗ってみた感想は、もう少し熟睡できたら良いのだけれど、です。 朝早くに着く予定が無ければ、今までのように午後2−3時に着ける新幹線の利用になると思います。 出雲行きを連結しているのでそこへ行くなら、面白いかも知れません。

  

sanrise 05.jpg
  東京発
 





sanrise 10.jpg
  児島着  乗務員はJR四国と交替



 

sanrise 15.jpg
 Bシングルソロ



   2022-12-21



posted by 速魚 at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記